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バレンタイン数日前……宮永家 咲「うーん、バレンタインの日にどんなチョコあげたら喜んでくれるのかな、京ちゃん……」 宮永父「おーい咲ー、ご飯できたぞー」 咲「去年と同じじゃ味気ないし、かといってインパクト優先して気持ちが伝わらなかったら意味ないし……ムムム」 宮永父「おーい、ご飯ー……」 咲「もうド直球の一色染め手戦法で、この間読んだ本のヒロインみたいに、自分にリボンでも巻いちゃおっかなー」 宮永父「ヤダ、この子なんて本読んでるの……」 咲「たまたまだよー、たまたま。だいたい、そんなことできるわけないでしょ、恥ずかしいし………………ん?」 宮永父「お、妄想世界からご帰還ですか。ご飯できたから早く食いにこいよー」 咲「キャーーー!?なんでお父さん、勝手に私の部屋に入ってるの!?」 宮永父「いや、ノックしたぞ五十二回ぐらい」 咲「それは別の意味で気持ち悪いんだけど!?」 宮永父「娘に気持ち悪いって言われた……これが世に聞く反抗期って奴か……」 咲「ぁ、ゴ、ゴメン、気持ち悪いは言い過ぎだったよ……」 宮永父「いや、父さんの方も配慮が足りなかったよ……」 咲「ま、まあ、次から気をつけてくれればいいよ……」 宮永父「ああ、わかった。それでな咲、なんか困ってるようだから父さんからアドバイスな」 咲「ん……なーに?」 宮永父「年頃の男の子っていうのはな、なんていうか、こう……『初物』に弱いから、それ使って既成事じ――」 咲「娘になに吹き込もうとしてるの!?っていうか、言わんとしてることが本気で気持ち悪いよ、お父さん!」 宮永父「ケッ、今のうちから男の悲しい性を知っておけば幻滅せずに済むぞー?どうせお前の京ちゃんも、夜な夜な右手を忙しなく動かしてるに決まってるんだー」 咲「私の京ちゃんはそんなことしなっ――――い……んじゃないかな、うん、たぶんしてない」 宮永父「えらく微っ妙な信頼度だな……」 咲「いや、まあ、手は動かしてるんじゃないかな……」 同刻、須賀家…… 京太郎「右7で山割って配牌して―――――ツモ、切り、ツモ、切り、ツモ、切り……」(チャッチャカチャッチャカ カーたん(カピバラ)「キュー?」 京太郎「うん、たぶんこっから萬子、萬子、索子、筒子、筒子……オッケー、エンジンかかってきた――――おー、カーたんお腹空いたのかー?この自主練終わったら、一緒に飯食いにリビングいこうなー」(カチャチャチャチャチャ… カーたん「クワー♪」 京太郎「さて、いい感じに温まってきたから……今日は赤木さんと僧我さんに見せてもらった『拾い』と『もどし』と……原田さんのカンドラすり替えも試してみるか。なんかみんなして、できるようになってて損はしないって言ってたし」(ゴキゴキ… カーたん「くわーっ」(プンスカ 京太郎「ハハ、心配すんなってカーたん。例えどんなに劣勢でも、俺は絶対に裏技なんか使わないから。太陽みたいに熱く、正々堂々やってこその俺の麻雀さ!」 カーたん「くわわ♪」 京太郎「……そういうや、やり方知ってたら対処もできるって天さんやヒロさんも言ってたけど、こんなの使う人と対局する機会なんてないだろ、普通」(カチャカチャ… Prrrrr… 京太郎「あ、メール……原田さんからだ。なになに、『ちょっとバイトせえへんか』……?」 カーたん「…………」 京太郎「んー、どうしよっかな……赤木さんたちも来るならオッケーですよ、と」 カーたん「くわー……」(ヤレヤレだぜ そんなこんなでバレンタイン当日…… 京太郎「―――――」(ざわ…ざわ… モブA「あ、あの、須賀君、これ貰って―――ヒィ!?」 京太郎「あ、ゴメン、ちょっとバイトの影響で顔が戻らなくて……」 モブA「へ、へー、ここ何日か顔見なかったのはアルバイトしてたからなんだ!どんなアルバイトしてたの?」 京太郎「…………麻雀してただけだよ、うん。フツーの麻雀だよ、フツーの」(ざわ…ざわ… モブA(ぜ、絶対に嘘だ……) 京太郎「それで、なんか言いかけてたけど、なんか用?」 モブA「あ、え、えっとね、今日が何の日か知ってる?」 京太郎「――――――――ゴメン、今日って何日だっけ……?ずっと料亭に缶詰で打ってたからわっかんねー……」(ゲッソリ モブA(ホントにどんなアルバイトしてたんだろ、須賀君……) モブA「ま、まあいいや、聞かないでおこ……。えっとね、今日はバレンタ――――」 咲「――――京ちゃん!」 モブA「あ……」 京太郎「おー、咲、どした?」 咲「え、えっと、お……お昼!今日、食堂のレディースセット、美味しそうだったから、またお願いしにくるだろうなーって……!」(アタフタ 京太郎「おー、レディースセットか。丁度よかった、ここ何日か、目が飛び出るような値段の料理ばっかだったしなー」 咲「ホントになにやってたの、顔見なかった数日の間!?」 京太郎「聞いてくれるな……」 咲「う、うん、わかった……」 京太郎「えーっと、俺ちょっと咲と飯食ってくるから。用事は後でいいかな?」 モブA「う、うん、いいよいいよー、ホントはちょっと勉強教えてほしかっただけだしー」 京太郎「そうなのかー。んじゃ咲、食堂行こうぜー。今宵の虎鉄はレディースランチに餓えておるわ」 咲「う、うんっ!――――ゴメンね、邪魔しちゃった……」 モブA「ううん、いいよ。なんとなく、渡せない予感はしてたし。えっと……ガンバッて!」(ニッコリ 咲「――――ありがとね……」 清澄高校食堂―――― 咲「――というわけで、ハイ!レディースランチ」 京太郎「おぉー、さすが咲が誘いに来るだけあって、今日は格別ウマそうだぜー」 咲「ちゃんと味わって食べてねー」 京太郎「わかってるわかってるって。んでさ、咲ー」 咲「ん、なに京ちゃん?」 京太郎「俺になんか用事あんだろ?咲があんな風に人と話してる時に割り込んでくるとか、普通はないし」 咲「――――な、なんでこういう時だけ勘が冴えるのかなぁ」 京太郎「バカ、麻雀でエンジンかかった時の勘の冴えに比べれば、これくらいフツーだぜ、フツー」 咲「普段は朴念仁じゃん」(ブスー 京太郎「バンナソカナ」 咲「いいえ、朴念仁ですー」 京太郎「その辺については後でじっくり、腹を割って話し合うとして……本日のご用事なーに?」 咲「あ、うん、そうだね、えっと……そ、そのレディースランチ食べ終わったら言うよ!」 京太郎「もう食ったけど?」 咲「早っ!?ちゃんと噛んで食べてるの?そんなんじゃ、体に悪いよ……」 京太郎「いいじゃん、別に。ほれ、聞いてやるから何でも言ってみなー」 咲「むー、聞く姿勢が不真面目すぎるよ……」 京太郎「咲相手だかんなー。もうちょっと喜んでいいんだぜ?」 咲「そーいう特別感はいりません!」 京太郎「なんだよ、今日はやけにツンツンしてんのな」 咲「べ、別にツンツンはしてないよ。ちょっと緊張してるというか……」 京太郎「?」 咲「きょ、京ちゃん、今日はなんの日か知ってる?っていうか、覚えてる?」 京太郎「なんだよ、妙に引っかかる言い方するのな……」 咲「うー……ハァ、もういいよ、京ちゃん相手に緊張なんかする私が悪いんだから」(ジトー 京太郎「だからなんなんだよ、そのオオバカヤローを見るような目は」 咲「あ~ぁ、もう少し前の京ちゃんなら、まだ私の気持ちに気付いてくれたんだろーけど」(ハァ… 京太郎「??」 咲「京ちゃん、ご飯の後のデザート欲しくない?」 京太郎「お、そういえば今日のレディースランチにはデザート突いてなかったな。いつもはプリンとかゼリー付いてくるのに」 咲「あ、それは私が持ってくる途中で食べちゃったからだよ」 京太郎「なにやってんの?なにやっちゃってんの?ランチセットのデザート食べるとか、死刑ものだぜ?」 咲「い、いいじゃん、ちゃんとレディースランチのものとは別にデザート用意してあげてるんだから!」 京太郎「うーむ、納得いかないけど、まあそれなら許してやらんでもない……」 咲「なんでそんなに偉そうかなー。まあいいや、京ちゃん、口開けて」 京太郎「ん……こうか?」(アー 咲「はい、あ~ん」(ヒョイ 京太郎「んがぐぐ……ムグムグ――――これ、チョコか?」 咲「そーです。今日はバレンタインデーだから、今年もちゃんと用意してあげたんだよ、感謝してね」(エッヘン 京太郎「おー…………そうか、今日は二月十四日だったのか」 咲「……ホント、いろんなトコで麻雀するのはいいけど、最低限一般社会の行事とか忘れないレベルでやってよね」 京太郎「気をつけるぜー。にしても美味しいな、このチョコ」 咲「え、えへへ、そりゃもちろん、咲ちゃんお手製のチョコレートだもん、当然じゃない!」 京太郎「そういや毎年、咲って手作りのチョコくれてたよなー。うん、ありがたい話だぜ」 咲「感謝してよねー……。チョコ、まだあるから食べてね。ハイ京ちゃん、ア~ン」 京太郎「アーン」 咲「ウン、素直でよろしい♪どうかな、それはちょこっとだけ香り付けでブランデーを利かせてみたんだけど」 京太郎「うん、美味しい美味しい。ちょこっと癖はあるけど……まあ、そこは咲さん作ってことで」 咲「あ、ヒドイ、そんなこと言うんだ」 京太郎「アハハ、冗談冗談」 咲「も~……ハイ、じゃあ次はコレね。コレは自信作なんだから!」 京太郎「おお、チョコが麻雀牌……しかも一索模様!すばらだぜっ、咲!」 咲「フフーン、どうだ驚いたか。ハイ、アーン」 京太郎「モグ――――いやぁ、ウマイ。サンキューな、咲」 咲「どういたしまして♪」 久「なにやってんのかしらねー、あの二人」 まこ「お互い、周りの状況をガン無視で二人の世界に浸っとるのー」 久「あれでまだ二人とも中学の頃からの友達のつもりなのかしら……?」 まこ「いやぁ?ありゃわかってないだけで、どっから見てもバカップルじゃろ」 久「よねー……対局で跳ばしてやろうかしら、二人とも」 まこ「――――無理じゃろ、もう……」 久「…………色々とメゲるわ」 まこ「そうじゃのー」 咲編……カン!
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1392621836/ 京太郎「これを机に仕込んで…」 京太郎「おおっ!?チョコが入ってる!一体誰が…」 京太郎「………」 京太郎「俺は何をやっているんだ…」 京太郎「もういい。食っちまえ」ベリベリ 咲「おはよう、京ちゃん」 京太郎「おー、咲か」モグモグ 咲「…えっと、京ちゃん、それは……」 京太郎「ん?これ?チョコ」 咲「……一体誰が……私を出し抜こうなんて……」 京太郎「なんか言ったか? 咲」 咲「……京ちゃんそれ誰からもらったの?」 京太郎「あ、いやこれはだな……その……」 京太郎(チョコもらえないだろうから自分で作ってきたなんて口が裂けても言えねえ……) 京太郎「わ、わかんないんだよそれが。メッセージカードも入ってなくてさ」 咲「……」 京太郎「はは……」 京太郎(ろ、露骨に怪しんでる……!) 咲(メッセージカードが入ってない……?) 咲(入れ忘れたのか、それともあえて入れなかったのか……) 咲(でもそんなことする必要あるの……?) 咲(あ、もしかしたら後で打ち明けるつもりなのかも……) 咲(はっ! そしてその時に京ちゃんに告白を……!) 京太郎「い、いったい誰だろうな。おっちょこちょいにもほどがあるぜ……」 咲「京ちゃん、机の中まだ全部見てない?」 京太郎「ん、ああ。まだだけど」 咲「……見てみて」 京太郎「え、なんで?」 咲「いいから」 京太郎「わ、わかったよ」ガサゴソ 咲「……」ドキドキ 京太郎(まあ、実はさっき見たからもうひとつあるのは知ってるんだが……) 京太郎(もしや、咲も知ってたのか?) 京太郎「……お、またチョコだ」 咲「!」 咲(私の入れたのと包装が違う!) 咲「き、京ちゃんそれ誰から!?」 京太郎「え、」 咲「ねえ誰!?」 京太郎「さ、咲がどうしてそんな知りたがるんだよ」 咲「京ちゃん!」 京太郎「わ、わかったわかった。ちょっと待て」ベリベリ 咲「……」 咲(誰……? まだ他にも京ちゃんにチョコを渡した子がいるの?) 咲(京ちゃんなんて女の子から全っ然モテそうにないのに!!) 京太郎「えっと、はらむら……原村和!?」 咲「!!」 咲(の、和ちゃんがどうして!?) 京太郎「『ずっと前から好きでした。受け取ってください』……だと」 咲「そ、そそそそそれって……」 咲(こ、告白!!?) 京太郎「え、これマジ……? ドッキリとかじゃないよな?」 咲「ちょっとそのカード貸して!」ガシッ 京太郎「お、おい!」 咲「……」 咲(和ちゃんの筆跡……間違いない。けどどうして?) 咲(和ちゃんも京ちゃんが好きだったっていうの? そんな素振りまったくなかったのに!) 京太郎「咲、返してくれよ」 咲「う、うん……」 咲(そんな……和ちゃんがライバルだったなんて) 京太郎「うへへ……マジで和のやつ、俺のこと好きだったのかあ……」 咲(和ちゃんは頭もいいしカワイイ……私じゃ勝ち目なんてないよ……) 京太郎「……ん?」 咲「……!!」ガサゴソ 京太郎「お、おい! なに人の机荒らしてんだよ」 咲「……じゃあね、京ちゃん。お幸せに」 京太郎「え、」 タタッ 京太郎(今、チラッと箱みたいなのが見えたような……) 京太郎「ま、いいか。それよりも……」 京太郎「おい友彦! お前チョコもらったか?」 友彦「あん? そっちはどうなんだよ」 京太郎「フフフフフ……聞きたいか?」 友彦「気持ちわりぃな。はよ言えや」 京太郎「ほらよ、じゃじゃーん!」 友彦「……悔しいがよかったじゃねえか。相手は咲ちゃんか?」 京太郎「ちげーよ! なんでそこで咲が出てくんだよ!」 京太郎「聞いて驚け。相手はなんと……あの和だ!」 友彦「はぁああん!? 和って、原村和か!?」 友彦「おい嘘だろ! 証拠見せろ証拠!」 京太郎「このメッセージカードにちゃんと書いてあるぜ」スッ 友彦「マジだ……すげえ」 京太郎「へっへーん、だろ?」 友彦「返事はどうすんだよ」 京太郎「もち、ふたつ返事でイエス! 決まってんだろ?」 友彦「そりゃそうか。しっかしお前があの学年一の美少女となぁ……」 京太郎「羨ましいか、友彦ちゃんよぉ?」 友彦「……お前、浮かれてるようだが咲ちゃんはどうすんだよ」 京太郎「は? だからなんで咲が話に出てくんだよ」 友彦「……いや、なんでもね」 京太郎「気持ちわりぃな。教えろよ!」 友彦「そんくらい自分で考えろ」 京太郎「はぁ?」 友彦「それより早くそれしまっとけよ」 京太郎「ん、ああ」 キーンコーンカーンコーン 京太郎(にひひ……放課後の部活が楽しみだぜ) 京太郎(あれ、そういや咲戻ってきてないな) 京太郎(具合でも悪くなったのか? あとで保健室に様子見に行ってやるか……) 放課後 京太郎(結局保健室にはいなかったし、咲のやつどこ行ったんだろうな) 京太郎(メールしたけど返事ないし) ガチャ 京太郎「ちわーっす」 まこ「おう、きたか。遅かったのう」 京太郎「数学の授業が長引いちゃいまして。すんません」 久「いいわ、とにかく四人そろったんだし半荘打ちましょ」 優希「……」モジモジ 京太郎「? 優希、お前元気ないな」 優希「ひゃっ! な、なんだじぇ?」 京太郎「いや、いつもより元気ないなって」 優希「そ、そうか? そんなことないじょ……」 京太郎「ふーん、ならいいけど」 優希「……」 まこ「部室きたときからずーっとこうなんじゃ。どこかソワソワしちょって」 優希「そ、染谷先輩!」 京太郎「そうなんすか?」 まこ「ああ、いったい誰のせいじゃろね」ククッ 久「さぁね~」 京太郎「??」 優希「……///」 京太郎「あ、あの」 まこ「ん? なんじゃ」コトッ 京太郎「和って、まだ来てないっすよね?」 久「来てないけど、どうしたの?」コトッ 京太郎「い、いや、別になんもないっすよ!」 京太郎(授業が遅れてんのかな。メールは……来てないか) 久「……?」 優希「……」コトッ 京太郎「……あ、それロン」 優希「うっ……」 京太郎「お前、リーチかけてんのにそりゃないだろ」 優希「う、うるさいじょ! ちょっとよそ見してただけだ!」 久「そういえば須賀君」 京太郎「はい?」 久「今日は何日だっけ?」 優希「っ!」ビクッ 京太郎「えっと、14日。バレンタインですよね?」 久「そそ。ご名答~」 京太郎「もしかして俺にくれるんすか?」 久「まっさか~。私はあげるってよりもらう側だし」 京太郎「ですよね~、あはは」 まこ「なんじゃ、残念そうじゃないのう」 京太郎「え? いえ、もちろん残念ですよ!」 久「ほんと~? じゃあげちゃおっかな~」チラッ 優希「……っ」 京太郎「またまた~。冗談はいいっすよ、寂しくなるだけなんで」 久「冗談じゃないんだけど」 京太郎「えっ」 久「……」 京太郎「……部長」 久「……なに?」 京太郎「顔がニヤついてて気持ち悪いです」 久「くっそ~! あと少しで引っかけられると思ったのに!」 まこ「なにいうとる。バレバレじゃ」 久「それはそうと、もし須賀君にあげる人がいるとしたら……」チラッ 優希「……っ!」 久「はやく渡さないと誰かに先を越されちゃうんじゃないかしらね~」ニヤニヤ 優希「……」プルプル まこ(久のやつ、もうちっと自然にやることはできんのかい) 京太郎(あれ……もしかして俺まだもらえてないと思われてるのか?) 京太郎(ま、そりゃそうか。去年も咲からの義理だけだったし) 京太郎(もし和からもらったって言ったらびっくりするんだろうなぁ……) 京太郎(だが堪えろ須賀京太郎! これは和のためだ) 京太郎(チョコはともかく、告白カードなんて誰だって見られたくないに決まってる) 京太郎(打ち明けるとしたら俺たちが付き合い始めたそん時だな……)ニヘラ まこ「京太郎、なにあんたもニヤついとるんじゃ」 京太郎「あ、すんません。ちょっと心の旅に出かけてました」 久「……」ジー 優希「……」モジモジ 久(こりゃもうひと押ししないとダメね……まこ) まこ(……了解)ガタッ まこ「いたたたた……!」 京太郎「ど、どうしたんですか!?」 まこ「と、突然腹が……!」 優希「だ、大丈夫かじょ? は、早く保健室に!」 まこ「うぅ……」 久「昨日チョコ食べ過ぎたからよ! バカね!」 京太郎「俺が連れて行きますよ」 久「いいえ、須賀君はここに残って。私が連れて行くわ」 まこ「すまんが頼む」 優希(なんで二人とも鞄をしっかり持っていくんだ……?) 久「それじゃあね。そこで二人で待ってるのよ!」 京太郎「は、はい」 バタンッ 廊下 久「……ふぅ。なかなかの演技だったわ、まこ」 まこ「腹痛の演技で褒められてもうれしくもなんともないがの……」 久「じゃ、私たちは隣の部屋に行って観察よ」 まこ「はぁ……ほんとにするんか? 優希に悪いじゃろ」 久「なに言ってんの! どっかの部長も言ってたように、部長としての部員の管理は大事よ」 まこ「……仕方ないのう」 久「そうはいってもまこだって気になるくせに。本当に素直じゃないのは誰かしら?」 まこ「じ、じゃかしいわ!」 久「ん、あら」 まこ「どうした?」 久「私、間違えて須賀君のカバン持ってきちゃったみたい」 まこ「なにしとるんじゃこのトンチンカンは……」 久「う、うるさいわね!」 まこ「どうする、今戻ってすり替えてくるか?」 久「いや、それはダメでしょ……あ、いいこと思いついた」ニヤッ まこ「……どう考えても悪いことにしか思えんわい」 久「まこ、あのチョコ貸して」 まこ「ん? わしが京太郎に作ってきた義理チョコか?」 久「そう、須賀君がだれからももらえなかったら可哀そうだと思ってまこが余計なおせっかいを焼いて作ってきた義理チョコ」 まこ「二言三言余計じゃ! ……ほれ」 久「これを須賀君のカバンに忍ばせてっと……」 まこ「なにしとるんじゃ!」 久「優希からチョコをもらって悶々としてるところにカバンから正体不明のチョコが見つかったら……須賀君どうなると思う?」 まこ「ん、まぁ混乱するじゃろうな」 久「そう、その通り! おもしろそうじゃない?」 まこ「この女狐が……」 久「ん、んんん???」 まこ「今度はどうしたんじゃ」 久「これ……見て」 まこ「おお……なんと」 久「須賀君、チョコもらってたんじゃない!!」 まこ「声がでかいわ!」バシッ 久「えっとどうやら二つあるみたいね」 まこ「ほう」 久「ひとつは青い包装紙に包まれた食べかけのチョコ」 まこ「誰からじゃ」 久「差出人は……書いてないわ。直接受け取ったってことかしら」 まこ「ふたつ目はピンクの包装紙に包まれたチョコじゃの。メッセージカードがある」 久「なになに……『ずっと前から好きでした。受け取ってください 原村和』ですってぇ!!!??」 まこ「だから声が大きい!」バシッ まこ「まさか和がのう……」 久「え~……絶対和はレズだと思ってたのに」 まこ「レズって……ひどい偏見じゃの」 久「ピンク髪はエロくてレズ。これ常識よ?」 まこ「どこの常識じゃ」 久「それはそうとこれ、マズいことになるんじゃない?」 まこ「たしかに……優希のやつ、立ち直れるかの」 久「もうフラれる前提? あなたの偏見こそねじ曲がってるんじゃないの」 まこ「だが、勝つ見込ゼロじゃろ」 久「ふむ……胸で負け、スタイルで負け、勉強で負け、麻雀で負け……たしかにそうだわ」 まこ「だんだん優希がかわいそうになってくるからそのへんにしときんさい」 久「早く優希を止めた方がいいんじゃないかしら。もういい感じの空気になってそうだし」 まこ「そうじゃの……」 ??「そこで何をしてるんですか? 先輩たち」 久・まこ「!!?」ビクッ 久「の、和!?」 まこ「い、いつの間に……」 和「先輩方が話に夢中で気づかなかったんでしょう」 久「そ、それはそうと遅かったわね」 和「ええ……ちょっと人を探してまして」 まこ「ほ、ほう……見つかったんか?」 和「いえ、結局……」 久「そ、そう……それは残念ねぇ……」 和「……」 久・まこ「……」アセアセ 和「……どうして中に入らないんですか?」 久「え、あぁ……それは……」 まこ「いたたたたっ!!」 久「あ、ああそう! そうなのよ! まこが腹痛で保健室へ行こうとしてたの!」 まこ「うぐぅ……こんなに痛いのは初めてじゃァ……」 和「……」ジトー 久「悪いんだけど和、まこを保健室へ連れて行ってくれないかしら?」 和「……部長が連れて行けばいいんじゃないですか?」 久「う……そ、そうかも」 まこ「うぐぅううう……久は嫌じゃァ……!」 久「いや、やっぱり和じゃなきゃダメよ! 私じゃイヤって言ってる!」 和「……」ジトー 久「お願い、連れてってあげて和!」 和「……なにか私に隠してるんですか?」 久「え? べ、別に隠してないわよ?」 和「じゃあ先ほどから私を部室に入れないようにしてるのはなぜですか?」 久「うぐ……そ、それは」 まこ「……」 和「……悪いですけど、入らせてもらいます」 久「待って! 和違うの! 誤解なの!」 和「なにが誤解なんですか!? そこどいてください!」 まこ「うぐぅうう!! 和ァ、腹が痛いぃい!」 和「染谷先輩、足をつかむのやめてください!」 久「和、落ち着きなさい! あなたは間違ってる!」 和「何が間違ってるんですか! はっきり言ってください!」 まこ「和ァ! 和ァ!」 ガチャ 少し時は遡って……部室 京太郎「大丈夫かね、染谷先輩」 優希「ぶ、部長はチョコの食いすぎだって言ってたじょ……」 京太郎「もしかして染谷先輩もバレンタインチョコ作ったのかもな」 優希「っ!」 京太郎「誰にあげたんかな。部長とか?」 優希「……」 京太郎「俺にはないだろうし、もしかしてクラスの男子とかに……優希、何か知らないか?」 優希「……」 京太郎「おい、優希」 優希「ひぇっ!」グラッ 京太郎「おっと……」ガシッ 優希「あっ……」 京太郎「お前、呼んだだけで驚きすぎだって。どうした?」 優希「な、なんでもないじょ……そ、それより……」 京太郎「ん?」 優希「て、手が……///」 京太郎「あ、悪い」 優希「……っ」 京太郎「……」 優希「……」 優希(なにしてる私……こんなはずじゃなかったのに) 優希(なんでかいつもより数倍マシで京太郎を意識しちゃうじょ……) 優希(部長たちがいない、今この瞬間に……カバンに入ってるアレを……) 優希(ん、部長たちがいない……? 京太郎とふたり……) 優希「……っ!!///」 京太郎「……優希、お前熱でもあるのか?」 優希「えっ、なんで……」 京太郎「いや、さっきから顔真っ赤だし……今なんて茹でダコみたいだぞ」 優希「ち、違うじょこれは!!」バッ 京太郎「んー……ほんとに大丈夫か?」 優希「大丈夫っ! こっち見るな!」 京太郎「……へいへい」 優希「……っ///」 優希(あーダメダメ! せっかく京太郎が気にかけてくれるのに……) 優希(私……いつもこんなだじょ) 優希(いつだって素直になれなくて……今日こそはって思ったのに) 優希「……っ」 京太郎「……優希、思い出さないか?」 優希「えっ……」 京太郎「こうして二人でいるとさ。4月の頭のこと」 優希「4月……たしか」 京太郎「ああ、俺が部の見学に来た日。部室にいたのがお前だけでさ」 京太郎「いろいろ教えてくれたよな、部のこと。麻雀のこと」 優希「……っ」 優希(忘れるわけないじょ……っ) 京太郎「この部に入ろうと思ったきっかけは色々あるけどさ」 優希「……」 京太郎「なんだかんだであの日お前に出会ってなかったら、俺は入部してなかったかもしれない」 京太郎「女子だけって聞いてたから、俺一人浮いちまうんじゃないかって不安もあったしさ。けど、お前は気兼ねなく接してくれた」 京太郎「ほんとありがたかったし嬉しかったよ。だからお前には感謝してるぜ、優希」 優希「……っ!!///」 優希「わ、私だって……嬉しかったじょ……」ボソッ 京太郎「え……」 優希「あ、い、今のは……独り言でっ!///」 京太郎「……はは、照れんなよ」ナデナデ 優希「うぅ……っ///」 優希(……今しかない。渡すなら……今しかないじょ!) 優希(勇気を出せ、片岡優希……!)ガサッ 優希「き、京太郎……」 京太郎「? なんだ?」 優希「あ、の……これ……っ」 京太郎「え、これ……」 京太郎(きれいなラッピングに……ハートの便箋……もしかして) 優希「私の、今までの感謝の……しるしだじょ」 京太郎「……」 優希「う、受け取れ……っ!///」 ガチャ 和「っ、……し、失礼します!」 京太郎「あ……」 優希「え……」 久・まこ「あ、あちゃー……」 和「……はっ! ご、ごめんなさい!!///」タタッ 京太郎「お、おい! 和!」 優希「うぅ……///」 優希(み、見られた……) 京太郎(くそっ、どうする……いや、追うしかないだろ!) 京太郎「すまん優希、返事はあとでだ!」タタッ 優希「え……」 京太郎「はぁ、はぁ……っ」 京太郎(和のやつ、どこに行ったんだ……) 京太郎「……」 京太郎(まさか優希がバレンタインチョコをくれるとは思わなかったけど……その現場を和に見られるなんて) 京太郎(とにかく和を見つけて誤解を解かねえと……!)ダッ ドンッ 京太郎「いてっ」 ??「きゃっ!」 京太郎「す、すみません……って」 京太郎「咲!」 咲「き、京ちゃん……」 京太郎「どうしたんだ。朝からいなくなったと思ったら……」 咲「うん、そのことなんだけど……これ」サッ 京太郎「え、これ……」 京太郎(もしや……) 咲「は、ハッピーバレンタイン……京ちゃん……///」 京太郎「お、おう……」 咲「……最初は渡すのやめようと思ったんだ……だから、朝逃げ出したの」 京太郎「……?」 咲「……けど、和ちゃんにはやっぱり負けたくない! 京ちゃんを渡したくない!」 京太郎「……え、なに言ってんだよ咲。これ義理だろ?」 咲「……っ! ほ、本命だよッ!!///」 京太郎「え……」 京太郎(やべえ……頭が混乱してきた) 京太郎「き、去年のは……?」 咲「去年も本命のつもりだったよ……けど、京ちゃん返事聞かずに部活行っちゃったから……」 京太郎「……」 咲「まさか、ずっと義理だと思ってたの……?」 京太郎「い、いや……」 咲「私の気持ち、気づいてくれなかったの……!?」 京太郎「さ、咲……落ちつ……」 咲「バカッ!!!」バシッ ダダッ 京太郎「さ、咲!」 ??「咲さん!?」 咲「の、のどか……ちゃん……」 和「さ、探してたんですよ」 咲「……っ!」ダッ 和「さ、咲さん!!」 京太郎「……」 和「す、須賀君! 咲さんに何かしたんですか!?」 京太郎「い、いや……その……」 和「……」 京太郎「そ、それよりさ和。今朝のあれの返事、お前に言いたくて」 和「今朝の……返事?」 京太郎「ああ、バレンタインチョコに入ってたメッセージカード」 和「……っ!!///」 和「な、なんでそのことを……!」 京太郎「へ?」 和「勝手に見たんですか!!?」グイッ 京太郎「い、いやだって俺の机の中に……」 和(そうか……あれを須賀君に勝手に見られたから咲さんは怒って……) 和「最低ですっ!! こんな無神経なことするなんて、見損ないました!!」パシンッ 京太郎「……え、あ……」 和「咲さん! 待ってください、咲さん!!」 タタッ 京太郎「ど、どういうこと……?」 部室 まこ「……と、そういうわけなんじゃ」 優希「……」 久「残念ながら、彼はあなたよりも和を選んだってことね」 優希「……っ」グスッ まこ「……泣きんさい。今なら誰もこん」 優希「うぅ……うぇえええ……」ポロポロ まこ「……」ギュッ 久「……」 久(須賀君……罪な男ね) ガチャ 京太郎「……」ヨロヨロ 久「え、どうしたの須賀君!?」 まこ「和を追いかけたんじゃなかったんか……」 久「ていうかその頬……」 京太郎「いや、あのですね……実は……」 カクカクシカジカ(説明中) 京太郎「……つまり、俺の勘違いだったみたいなんです……はは」 久「そ、それはなんというか……同情するわ」 まこ「なんちゅー哀れな男じゃ……」 京太郎「……ほんと、なんというか泣くに泣けないっすよ」 京太郎「ってわけで、優希。バレンタインのチョコもらうわ」 優希「なっ……」 京太郎「うめー……身体にしみるぜ」モグモグ 久「ちょっと須賀君……」 優希「……っ」プルプル 京太郎「ん、どうした優希?」 優希「の、のどちゃんにフラれたから……私に乗り換えるのか……?」 京太郎「ん? なんだって?」 優希「き、京太郎の……っ」 優希「アホーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」バッシーン 京太郎「うぎゃああっ!!!」 久(須賀君、さすがに無神経すぎよ……) まこ(とことん哀れなやつじゃ……) 後日 京太郎「あの……優希」 優希「……ふんっ」 京太郎「さ、咲さん……?」 咲「……」 京太郎(無言こええ……) 和「あの……なんというか本当にすみません」 京太郎「いや、気にすんなよ……」 和「はぁ……」 和(咲さんもなぜだか私に冷たいですし……一体どうしたら……) 京太郎(早く部長たちこねーかな……) 京太郎「……ん?」 京太郎(カバンの中にチョコが……)ガサゴソ 京太郎「……誰からだろ」ベリベリ 京太郎(差出人が書いてねえ……) 京太郎(……ま、うまそうだしいいか) 京太郎「……」モグモグ 京太郎「…………………………うめぇ」 カン
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宥(あったかいの……来て……!) 京太郎(ぐ……ここに来て萬子を引かされた……) 1112345678999索 ツモ:1萬 宥「…………」 京太郎(通る、のか……宥さんに、この萬子が……!) 京太郎「――――俺は……踏まない、ブレーキなんか!これが……これが、俺の麻雀だーーー!」 打:1萬 和「……!」 玄「――――!」 宥「…………ロン」 1112345678999萬1萬 和「じゅ……純正九蓮宝燈」 宥「48000……!」 京太郎「――はい」 玄「こ、この勝負……京太郎の跳びでおねーちゃんがトップに……!」 京太郎「アッハッハッ!いやー、参りました。無茶するもんじゃないですね」 玄「京太郎君はなにを手作りしてたの?」 京太郎「フフッ……内緒です」(パタ… 宥「…………」 京太郎「とにかく……負けました。さあ、煮るなり焼くなりどこかの店に沈めるなり、お好きにどうぞ」 和「どうして話をアンダーグラウンドな方向に進めようとするんですか……」 京太郎「え、そういう話だったんじゃないんですか?」 宥「そ、そんなことしないよぉ……」 玄「どうして私たちがそんなことすると思うんですかー」 京太郎「…………で、ですよねー!アハハ、わかってましたよー、モチロンー」 玄「と、とにかくっ!この勝負、トータルポイントでおねーちゃんがオーラス親番で大逆転!というわけで、京太郎君にはおねーちゃんの言うことを一つ聞いてもらいます!!」 京太郎「あ、そーいう罰ゲームだったんですね。俺はてっきり……」 玄「さあおねーちゃん!京太郎君にしてもらいたいこと、なんでも言っちゃっていー!」 宥「な、なんでも……」(ゴクリ 和「あ、あの、一応言っておきますけど公序良俗に抵触しない程度でお願いしますね……!?」 宥「じゃ、じゃあ――――」 穏乃「―――そ、それで、京太郎は今どーしてんの?」 和「…………」 憧「しず、そっとしといてあげなよ……」 穏乃「え?」 憧「あれ見てみなって……」 宥「ゴメンね、お散歩に付き合ってもらって……」 京太郎「別にいいですよ。負けた時、ここにしばらく滞在するように言われたんですし」 宥「そ、そう……」 京太郎「今日はそれなりにあったかいですけど、宥さんは寒かったりしないですか?」 宥「だ、大丈夫――――ぁ……」 京太郎「?」 宥「や、やっぱり……ちょっと、寒いから……て、手、握ってほしい、なぁ」 京太郎「――――はい」 宥「…………あったかいね、京太郎君」 京太郎「……そうですね」 穏乃「…………あっついねー」 憧「でしょー……」 和「というか、私の扱いが酷すぎませんか……?リテイク、リテイクを要求します!」
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... ; ..、 ,/; " ;; ト、 ,/レ' ; ;/(i从; ヾ; } /,l /iメ、 __`'ヽ; l i | l゙.|;/|「;j ;=ミヽi ;} / イ | |' |`, .l; j`,レ' / ;j' おかえり♪ `` . 、 _ / / ソ __ ,-─、'/ノ; --,;.し / ;ん (、_ \ ヾYv'~ ̄`(~;ト、)ヾ`iノ .ヽ iタ^} _ヽ__.ソ、 ゙l } ヽ, `i´ ゙^./ ヽ |, / | | i `、 ,." `、 ,ソ ./ \|.} , -ー 、 | ゝ〆 ヽ/ ' 、 ヾ、. / ゙i _,,r/~ハ / _>-‐─ヘノ} | `、 { ,l゙ { ` /|、 ,〆,,rー-─ー-\,,_ i ヽ ヽ /ノ J ,イ′l / / `'~ `ヽ、 l゙ \ /" , / `ー|/, ″ `ゾ ヽ,、 、 ヽ. `ー-、ー</ ゙l ./ ヘ ヽ, .i ヽ | // | ゙、 , _ _ ._ } `、 | ー、,_/ / |\\).ヽ,ヽ,Y j ヽ | / \'_// | ̄`ヽ`~~" \ _{ ./ , `ミゝ、/ |,-ー─\ \,,,; -- '''''" `、/ / / ̄~`/ | `ヽ 京太郎「ただいま…って部長!? なんで俺の部屋に!?」 久「部屋の前で待ってたら大家さんが鍵開けてくれたの。なんか彼女と思われたみたい」 京太郎「あの大家…不用心すぎるだろ」 久「でも、大家さんは鍵開けてくれただけで入って待つと決めたのは私。だから怒るなら私を怒りなさい」 京太郎「…その言い方はずるいですよ。俺が怒れって言われてから怒れるような奴じゃないって分かって言ってるでしょ」 久「で、怒るの?」 京太郎「…もういいです。次から勝手に入らなければそれでいいです」 久「善処します」 京太郎「はぁ…それでなんの用ですか? わざわざ俺が帰ってくるまで待ってたってことは面と向かって話したいことでもあるんですか」 久「ん~、そこまで重要じゃないんだけど」 京太郎「下らない話だったら今度は本気で怒りますよ」 久「子どもができた」 京太郎「…は?」 久「冗談冗談。ところで最近どうなの?麻雀強くなった?」 京太郎「ええ、まあPSPで麻雀格闘クラ」 久「ちょっとお茶くらい入れなさいよ」 京太郎「あ、はい すみません…」 コトコト… 台所でやかんを火にかける京太郎 久「べつに用も無いんだけどなーんか退屈しちゃってね。思いつきで来ちゃった もうちょっとくつろいでいくわ」 京太郎「ええー…」 久「ねえ」 京太郎「はい?」 コトコト 久「あなたって なんで麻雀部なんて入ったの?麻雀得意ってわけでもないし そんなに好きでもないでしょ」 京太郎「え いやいや オレ麻雀好きですよw」 京太郎(言えるわけねー 部長に惚れて入ったなんて) 久「…」 京太郎「…あの お茶入りました」 久「ん 置いといて」 京太郎「あ はい」 久、腹ばいのまま漫画読んでいる 京太郎(…どうしてオレの部屋なんかに来たんだろうか……っつ~気になるわ…でも気まぐれな人だからなー 何考えてんだろ) 久(この漫画クソおもしれーwwwワロタワロタwwww) 京太郎 (仕方ないな 勉強でもするか 試験近いんだよな) 小一時間後 久「あれ、勉強?えらいね」 京太郎「ふあ!? びっくりした…試験前だから、勉強しとかないとヤバいんすよ」 久「ふーん…」 京太郎(うわっ…いいニオイ…ヤバイヤバイwww) 久「ちょっと台所借りるわ」 京太郎「あ はい…」カリカリ 久「がんばってる京太郎くんに何か作ったげるw」ガチャガチャ 京太郎「え?いやそんな悪いっすよ」 久「いいから勉強続けてなさい」ジューパチパチ 京太郎(ちょwwwwwwなんかすげー幸福な展開キターwwwwww) 京太郎「がんばります!」ガリガリ 久楽しげに何やら料理している 水を得た魚のように猛烈に勉学に勤しむ京太郎 久「はい できあがり」 京太郎「おおーなんか家庭の料理って感じの」 少し古風な料理が並べられる 京太郎「うめー 部長料理上手かったんすね これは感動…毎日ろくなもん食ってなかったからなー」モグモグ 久「まあ急に押しかけたお礼だと思って 私もう少し時間つぶしたら帰るわ」 京太郎(部長やさしいわー なんだろう こんな人なら結婚してもいいって思えるよな…) 久「はい お茶」 京太郎「あ、すみません」カチャカチャ 久、京太郎の皿を片づける 京太郎(惚れた人と一緒に過ごせたばかりか、飯まで作ってもらった…オレはこの思い出を一生忘れないだろう) 京太郎(心の中の京太郎メモリーに書き残して置く事にしよう) 久、片付け終わりまた漫画を読んでごろごろしている 京太郎勉強に戻る 京太郎(…方程式x^2+ax+b=0が実数解を持つ(a,b)の範囲をab平面に描け…これは難しいな…) 久「ははは(ヤムチャ弱えーwwwwwww)」 京太郎(でも…いくら惚れていても逆に部長がオレの事を好きになる要素はあるのか?) 京太郎(それが無ければオレは何時まで経っても今のままだオレは…) 久「ねえ 男と女ってさ」 京太郎「ウ!ウエホッウエホッ!ははい?」 久「好きでも無いのに一緒にいるとだんだんくっついちゃうものなのね」 京太郎「え ははあ…そうなんすか」 京太郎(なんだなんだ どういう事だよ) 久「ははは(ベジータとブルマくっついちゃったよ)」
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郁乃「じゃあー、私適当に飲みもんとか買うてくるからー」(ふららー 京太郎「ぐっ……ククッ……耐えた……堪えきったぜっ……」 郁乃の猛攻に全体の三分の一近くの精神を失う……常人であれば(人間関係的に)死亡っ……! しかし京太郎、これを乗り切るっ……! 京太郎(……出掛ける前、保険を掛けておいたのが効いたっ……!) 自室のテーブルの奥深くっ……そこに所持する隠し財産! 京太郎(クク……クククッ……和や智紀を始めとする、あるカテゴリーに属する美女、美少女を集めた秘蔵本……。出版したはいいが、すぐに物言いがついたせいで発禁となった希少中の希少……!) 一時間前……郁乃達との待ち合わせに出発す一時間前、京太郎まさかのオモチ鑑賞……! それは体に余分な血を足すに等しい……! 下手をすれば高まった血圧による目眩、動悸息切れ……などを誘発する危険行為っ……! 京太郎「勝った……俺は、勝ったんだ、勝ったっ……!」(ポロ……ポロ…… 油断する……ここにきて京太郎……まさかの油断っ……! 恭子「……なあ、須賀君ちょっと聞いていい?」 京太郎「は、はい、どうしたんですか末原さん?」 恭子「うぅん、そんなたいしたこと違うよ。ちょっとさっき監督とやってたことについて聞きたいだけやから」 京太郎(そ、それって……う、腕に赤阪さんのオモチが引っ付いてたことか……!?) ざわ…… ざわ…… 京太郎(おそらく……末原さんはこう聞くはずだ……『腕にオモチが当たってたよね……気持ちよかった?』と……!) ざわ…… ざわ…… 京太郎(ククッ……なら俺が返す言葉は一択……これ以上なくシンプルっ……!) 京太郎、ここにきて二度目の油断っ……! 恭子の考えなら読める……そんな慢心……親しい仲という環境への甘えっ……! 恭子「…………あのな、さっき監督と腕組んでたけど――」 京太郎「…………ッ」 ざわ…… ざわ…… 京太郎、気付かない……恭子の質問には魔法がかけられていることにっ……! 恭子「腕にオモチなんて当たってへんかったでな?全然気持ちよくなかったでな?」 京太郎「いいえっ……そんなわけないじゃない――――ハッ!?」 肯定っ……京太郎、肯定してしまうっ……! 恭子「…………須賀君は正直者やね」(ニコッ 京太郎(す、末原さんの目が死んでる……)(ゾゾッ……! 恭子「フフ、ウフフフッ……」(ジ…… 京太郎「……す、すみませんでした、俺も…………やっぱり男のサガには抗い切れなかった――」 恭子「誰のでもええんやったら私でも――」(ポソリ…… ざわ…… 京太郎「え?」 恭子「フフ……なんでもないよ?ホント、なんでも……」(ジィー…… 京太郎「す、末原……さん?」 ざわ…… ざわ…… ざわ…… ざわ…… ざわ…… 恭子「――――――クスッ♪」 末原ちゃんにはヤンデレ似合いそうという風潮……ないよね、すまん。 え?まともなバージョンはないんかい? どないしょ……ひとまず終われ
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2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/06(水) 22 57 30.46 ID /L+gJUY9o [2/7] > -─── < / ` 、 / \ / / \ ./ / ヽ / / / / l ヽ どうして、こうなっちゃうのかな? .∨ j ∨ / ル , j l Y .j Y´ ノ ,; ノ/j イハ ! } .イ ト'´Y ナ卅'‐x- zノ/j /ハ } } l ! ! ! レ'≠=≦、ノ ./ イ/.! イ ! ! ! ! ! Y .Y { んzハソ ノ ノ ノ/∧!' ! ! ハ } 〉 l | .! | ゝ-ク' ´ r=≦'.`メ ノ /ノ.リ ./ { ! ! l ん.v/.}ノ ノ' /' ./ 〉 ト-! ! ゝ.乂./ / ノ / /´∧ !`| | ` ./ /イ ノ -‐' .ヽ {. { ! r--, ./ ! j , r '´'´ .∧ ∧.、 {.`ヽ、  ̄´ ノ !リ リ´ /,r ‐ .、 .∧ ∧ヽ ゝ `ヽ -‐<r‐-、' / /r.⌒ヽ、 `ヽ、 ∧ ∧、\ゝ  ̄ /./Y ! / { ヽ 〉、∧ ∧` ,v‐ー-、 / }l | { / /.!. ヽ ∥} `} | ヽr' ´ >./ /j' j .!' .! ∨' l .} l Y´ r'´ r./ 〉' { .ト, | ∥ .j l j }ゝ-{ / \ .' }、 l .∥∨ }/ } ∨ \ .∧ 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Dランクアイドル(10000~100000) <容姿> A(63) <雀力> E(29) <歌唱力> E(23) <演技力> C(42) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) 竹井久(事務員見習い) 龍門渕透華(スポンサー) 松実宥(メイク) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット サイン会 ドラマ主演 いい○も出演 CM出演 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllllllllllllllllll歌唱力|lllllllllllllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 片岡優希 原村和 国広一 福路美穂子 深堀純代 藤田靖子 滝見春 34 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/07(木) 00 35 31.29 ID ZNMj1rFRo [3/4] 【おまけ】 ビッグスターバブル「お兄ちゃんの応援をしなきゃ」シメイカン パソコン「」ウィーン コードネームたかみー「ねぇ、なんで私達が?」 コードネームフィッシャー「こう見えて忙しいんだけど」 ビッグスターバブル「うるさーい! いいから会員サイトを作って!」プンプン たかみ「……はぁ」カタカタ フィッシャー「やれやれ」カタカタ ¨ ̄ ̄ ̄¨ 、 / _/ ̄} ̄`ー-、 / ./ /{____ }⌒ _ \ / ./ /└.//-‐ /l \ \ | |. /'‐-// |. / .i-‐''\ \ / .| {.〃⌒ヽ |/〃⌒ヽ | | 》 // ./| |.{i. (^ノ i} {i (^ノ i}リノ / -‐=ニニ二二二二二二 / ./ | ヾ 二ノ ヾゝ.イ| / ふっふっふっふっ. / / ./ ∧ ∧ 丶 フ | |r,人 (( // ./ / \. \┌--‐ /「/^i \. ヽ /. / ./ / ‐-┐ヽ. / { ヽ\ 二二二ニニ==‐ /.. / / 〈 -==} i} } .}\\ ヽ / // / ∧ } // ̄\/ / / \\ ノ / /. / / /∧{ {.{\. \/ / \\ / / ./| / //└-= \\ / \\ ( (. | / / ∧ 〉 \/ ) ) ヽ } / ̄{{__ .// } / // \ / . \.. ´ 《∨ / / .| . -===={ }=r‐-==‐-┐ ノ {/\ / / / ̄ ‐- -‐=='´ ∨/ ‐-‐ / / } < i/ ∨/// / / | \ i ∨//// { /‐-===┐ | \ ∨// ヽ../ } | /\ |-‐  ̄ ̄ | /| \__ -===┘  ̄ ̄| / \ |. / ,. ` | | / ,. ` |. |. rr/ ` |. |. / {冂./ | | / / } |. {{. { {二二二ヽ_. \__〕 {_____〕 一体彼女は、何星何淡なんだ……? 続く 66 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/07(木) 22 37 07.44 ID Iz5s8tB/o [2/11] 【アクセル1】 あのCM撮影から三日後のことだ ※まだ放送されていません 大事な話があるからと、竜華さんに事務所に呼び出された そこで俺を待っていたのは…… 京太郎「クリスマス……ですか?」キョトン 煌「はいっ!」ニコニコ 京太郎「クリスマスがどうかしたんですか?」 煌「んふふっ、それはですねぇ」ニコニコ 竜華「ちょっと待った」 京太郎「竜華さん?」 竜華「その前にこれを見て」サッ 京太郎「どれどれ」ノゾキ PC[須賀京太郎ファンクラブ]デデーン 京太郎「……」 竜華「……どう?」ドヤァ 京太郎「……え? 何これ?」 久「京太郎君のファンクラブよ」 京太郎「はえー、ファンクラブですか」 宥「凄い……」カチカチ 京太郎「……」 竜華「……」 京太郎「アイエエエ!?」 一同「反応遅っ!?」ガビーン 67 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/07(木) 22 44 38.49 ID Iz5s8tB/o [3/11] 京太郎「す、すごいじゃないですか!?」 竜華「まぁ、非公式なんやけどな」 京太郎「ど、どれくらい……!」ドキドキ 煌「今のファンクラブの人数は……1919人ですね」 宥「これって多いのかな?」 久「出だしだし、十分じゃない?」 京太郎「う、うぉぉお……」ブルブル 久「京太郎君もアイドルらしさが増してきたわねー」シミジミ 京太郎「……んー?」モヤモヤ 久「あら、どうしたの?」 京太郎「いえ……何か違和感が」 竜華「え? 十分な人数やん」 京太郎「いえ、そっちじゃなくて……」 煌「?」 京太郎「なんだ、なんなんだ……」 久「変な京太郎君ね」 京太郎「……んー?」 コンマ安価↓3 ゾロ目でラキスケ 00~89 違和感に気づかない 90~99 違和感に気づく 回答安価 ↓1~3 違和感の正体に気づいた人は回答ドゾー 75 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/07(木) 22 52 56.25 ID Iz5s8tB/o [4/11] 73 勿論サービスイベント 竜華「京太郎君、話続けてもええ?」 京太郎「あ、はい」 久「ちゃんと聞きなさいよ、京太郎君」 京太郎「!!」キュピーン! 煌「!?」 宥「??」 竜華「どうかした?」 京太郎「分かりました! 違和感の正体!」 久「?」 京太郎「部長ですよ! 部長!」 久「!!」ドッキィイン 竜華「竹井さん?」 煌「はて、何かおかしいところがありましたか?」 宥「うーん?」 久「きょ、京太郎君の勘違いよ」アセアセ 京太郎「ほらぁ! またですよまた!」 三人「?」 京太郎「名前ですよ名前!」 久「……」モジモジ 三人「あっ、そっか」 京太郎「急にどうしたんですか部長?」 久「だって……」ソワソワ 京太郎「?」 久「私、もう部長じゃないのに……その、ずっと部長としか呼んでくれないし」モジモジ 京太郎「!!」 ,; ヽ / ; ハ. / .. / / /l ,. / ... / . / / /ノ乂 ; l ! l ─ - 、 / // ノ,l |. | l ;;r''"\/" | | | | / ,/`ヽ ,=--─-| !. | l.' __., - ,4 /. | i ト、`ヾ==、 .__ / | / l | ; i 、、、 `== / | / / l l } 、 `゙ / l/. / / } } ! _ / ; / // / //ノ\ ‘ー '゙ ,. イ /ノ. / i ;l (、 ` ,z‐= 爪 / | { ;x〈 ヘ.\ /ヘミ 、 ( ( ,ゞ-‐'". . . 丶、 ハ. . \ ( \ヽ\ \ 久「だからその……気づいて、欲しかったのに……バカ」カァァァ 京太郎「」キュン 81 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/07(木) 23 02 27.53 ID Iz5s8tB/o [5/11] 79 可愛ければ許されるのじゃよ 京太郎「いや、なんかすみません……俺にとって部長はその……」アセアセ 久「……」ツーン 京太郎「あの、話を聞いてくださいよ部長」 久「……」ツンツーン 京太郎「あわあわ!?」 淡「呼んだ?」 京太郎「呼んでねぇっての」ペシッ 淡「あぅっ……えへへ」スリスリ 京太郎「それにしても……どうすりゃいいんだ」 煌「ここは別の呼び方をしてみては?」 竜華「うん、それがええと思う」 宥「頑張ってー」ブルブル 京太郎「別の呼び方……」 とは言っても、一体なんて呼べばいいんだ? うーん…… 選択安価 ↓2 から最初に二票orゾロ目 ※ 呼び方が成功するかどうかは好感度依存 呼べない呼び方もあり ※ 成功すれば今後の呼び方が変わります 1 竹井さん 2 上埜さん 3 久さん 4 久ちゃん 5 先輩 6 竹井先輩 7 ひさりん 8 ひさっち 9 女王様 10 ハニー 92 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/07(木) 23 10 43.84 ID Iz5s8tB/o [6/11] 京太郎「あの、すいませんでした……久さん」 久「!」ピクッ 京太郎「えと……これで、いいですか?」ビクビク 久「……い」プルプルプル 京太郎「ひっ?!」 久「……かい」ボソッ 京太郎「え?」 久「も、もう一回……呼んで?」ニヘラァ 煌黒龍「「めっちゃ顔とろけとるゥー!?」」ガビーン 京太郎「久さん」 久「ふっ、ふふっ……いいわね、これ」ニマニマ 煌「……」パシャパシャ 竜華「なんなんや一体」ゲンナリ 宥「あったかそう」コナミカン 久「それじゃあ私も呼び方変えてみようかしら?」クスッ 京太郎「え?」 久「何がいいかしら?」フフフ 選択安価 ↓2 から最初に二票orゾロ目 ※ 呼ばれ方が成功するかどうかは好感度依存 呼ばれない呼び方もあり ※ 成功すれば今後の呼び方が変わります 1 須賀君 2 ガースー 3 すがっち 4 京太郎君 5 京ちゃん 6 京君 7 キョン 8 犬 9 下僕 10 丁稚 104 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/07(木) 23 18 25.19 ID Iz5s8tB/o [7/11] 京ちゃんの能力はリーチ一発……? ぶっこぉすのか……(困惑) 久「やっぱりこれがいいわ、京太郎君」 京太郎「いやいや、それ以外になんて呼ぶ気だったんですか?」 久「すがっちとか、どう?」フフ 京太郎「似合わないですって」アハハ 久「犬とか丁稚は?」 京太郎「似合いすぎるのでやめてください」キリッ 久「あら残念♪」 京太郎「もう、久さんってば」ムスッ 久「ごめんなさいね。でも……」 ,.. ; ハ;' \ ;k;ヾxヘ⌒ ,, 、 ヽ; \. / / イ ヽ ' 〆' ,;;≠ヌミヾ; !; ヽ i / i /i /' ;彳 ヽi! | ヽ | i i i .| " 斤ヾろ c} | ヽ. ! i i i. | ' ゙ゝ; ノ | } ! i レ|"` // | }、 .! i /i | _`__ _ i ヽ、. ! || ' !| レシ;キ=ミ; { ゝ、_ ゙ i|. |, ;il゙ヘ; ヽ , \ ~ヽ, iト 'l ;ゞ、 ゝう; ゚ノ , / l `ヽ ヽ. !| ゙、 |ミ\. / / / `ヽ、 i~\ | i|. \ |; \ i l ! ー- ' ゙ミ | ) / 'i! \.{ \ / i ソ ' '! ヾ; .ヽ.._____ , .イ" ノ /. \ \ \ { / ヽ ゞミ,;;; ヽ /i\ , ヾ; i|  ̄ ̄ ゙ ミ、 Y ,イ ヽ ./ /j 久「これからは先輩じゃなく……【一人の女】としてよろしくね、京太郎君」 京太郎「はいっ!」ニッ キャッキャウフフ アハハハー 竜華「……」 煌「まぁまぁ」ポムッ 竜華「妬いてへんもん」 淡「うーん、義姉としては嫌だなぁ」カキカキ 宥「?」 竜華「って、そろそろ本題や!」 京太郎「あ、そういえばそんなこともありましたね」 デデーン! 部長の呼び方、呼ばれ方が変わったお! 107 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/07(木) 23 28 49.46 ID Iz5s8tB/o [8/11] 竜華「とにかく、このファンクラブを正式に認めようと思うんよ」 淡「えー? 別にいいよ……」フワァァ 京太郎「それすっげーいいと思います!」 / \ _人_ ' ` 、 \ Υ'/ / / ト、 丶 / / / | | | Χ } .′ il / | | \ | / `、 リ | i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } | 私もそう思う! | | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j | |l l|斗示芋ミ、 ''h! } ,′ , |l 八 И'h! } 乂___ノ / / || \| 乂__ノ /i/i/ / /l| .八 ゝ /i/i/i i / / / / | ‘,\ ハ r ア /l/ / / | ト、 込、 _ノ // ,イ l| |l l\ \> .,_ /∨ /l| 八_ |ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ | | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧ | |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \ | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶 宥「?」 煌「それでですね、今度のクリスマスにパーティでも催そうかと」 京太郎「パーティ?」 竜華「ファンクラブから抽選で、京太郎君と食事会! みたいな感じやね」 京太郎「お、おぉぉ!!」 久「これでファンクラブに入る人も増えそうね」 淡「……クリスマス……お兄ちゃんと……食事」ブツブツブツブツ 宥「???」ブルブル 京太郎「じゃあ、善は急げですよ! ファンクラブ会長に連絡を!」 竜華「とりあえずメールを送ってみるで……」カタカタカタ ソウシンチュウ 淡「!」ブーッブーッ 京太郎「ん? 淡、携帯鳴ってるぞ」 淡「あ、うん。そだね」 竜華「これで後は返信待ちやな」 淡「……」カチチカチカチカチカチカチカチカチカチ ジュシンチュウ 煌「あっ。返信が来てますよ」 竜華「はやっ?!」 京太郎「なんて書いてあるんですか?」 久「なになに……」 112 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/07(木) 23 38 04.99 ID Iz5s8tB/o [9/11] 差出人:ビッグスターバブル タイトル:光栄です 本文 初めまして、アクセル1のスタッフの皆さん。 私は須賀京太郎ファンクラブの会長、ビッグスターバブルです。 この度は~~~ ~~~中略~~~ それでは、当日を楽しみにしております 久「あら、礼儀正しい人ね」 竜華「これなら任せても安心そうやなぁ」 煌「早速アクセル1のブログにも載せましょう」 京太郎「おぉぉ、俺のファンクラブが出来るなんて」ジィィーン 淡「そんなに嬉しい?」 京太郎「ああ! むちゃむちゃ嬉しいぜ!!」 淡「え、えへへっ……! やった……//」ギュッ 宥「(さっきから忙しそうだなぁ)」ボーッ 久「それじゃあ会場の手続きとイベントのプランを練りましょうか」 竜華「せやな、スポンサーに連絡せんと」 ???「その必要はありませんわ!!」バーン!! 京太郎「!?」 l´ ,' \ヽ∨//_ ヘ l . ', l !| ̄  ̄/' ´ ',ト ',. ,' Ⅵ /' l!∨ ', / ,'_!|__.{( _≦千‐<へヽ. //レ//「 ',l -- ´ \ ‐‐ / ',iヽヘ`ト、 //ノヘ // -ヽ_‐ | , ====ミ !| `\ // i! ! '´ ̄ ̄` / ` jレi . ', \. /// |ヘ.', ' /!´ ! ∧ `', // { | ト ー-....‐ 丶l ,' } ノ i!. l ! ヽ \.ヘ ', ,' -'/ /ヘ. j! ヾ / \ ヽ人 ヽ ; -'-‐っ /「/ ∧. ∨ \ ∨!> . /, ィ≦ イ / ∧ ヘ / / ヽ ∨ _レ ´ ヽ _.,ィl }┤ | / ∨ \. / / !_ |/ \ ヽ'‐ヘ」つ、 ! { \ \ / --‐‐ フ ヽ /´__ l ├──-ヽ _ \. / / \ イ ト r‐‐ {/ / ヽ \ | `.i \ ト、. / ! イ⌒ヽ ∧ヽ __ 、イト 、 / \ ヽ l \ \ / /` 彡' ∨ ∧ク ̄ // .!', `ヾ /、 Y i ! |、 \ \. / /イ ∨ イ. /イ | ヘ `i } ノj/ i ,' ,┐、 ヽ ___./_/´ ∨ / ヾ//i !. !|ヽ\ /,' / i / ' | \ ∧ 、ヽ 透華「私ですわ!!」ババーン 京太郎「あ、透華さんだ」 久「相変わらず騒がしいわね」 竜華「寒いから早く扉閉めて」 宥「寒い……」ブルブル 煌「暖かいココアですよ、どうぞ」スッ 淡「……いい気分が台無し」ボソッ 透華「」 117 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/07(木) 23 42 50.99 ID Iz5s8tB/o [10/11] 透華「なんなんですの!? なんなんですのぉぉ!?」キィィィ __ /| , -、____/,、 \ r‐' ̄_/ / |\\|//| | ̄ r‐' | |ミミァ‐''''"| | \ | | / | | | / / 〈 _,`ィヽ、 | | / /`ー、Y", -‐'iヽ | \ | キィ~ / ,イ !、ii〕'!、`┸" ノ 〉 i ) \. ( | r‐' ,二、" / //、 \___ \ 、!(三ニ´ー~)( \ ___  ̄`ー--、_ \ ゞ、"゛  ̄ _, ゙、 h_/ ̄_, -‐ヽ `ー-、`ー-、 ) r≧ーtく /\ ) / ト、 `ー-、 `ヾ 、_ \ /ノ| .| ,个、 ノ / / ./ \ 丶 \ ヾi /人|\ !' ∧ V" V / | \__ \ | .| / | \ /| |\ ===|/ /、 \ |\ | | .ノ. / ζ | U| .|`U 〉 | \ \ 丶 \ | |/ / / | .{ ハ | / /、 \ \ \ \ | ||/| / | ゙、 ゙、 ./ / \ ゙、 ゙、 ゙、 | ノ|| | | ,| ゙、 人 / / | | | | / \ | | ゙、 ζ 入 | / / | | | ノ/ \ | ゙、 / V. / /\ ハ | / / ハギヨシ「透華お嬢様、落ち着いてください!」 京太郎「うわぁハギヨシさんだぁ!」ワーイ 久「あらいらっしゃい!」ニコッ 竜華「そんな場所におらんで、こっちのストーブに当たったらええよ」ニコニコ 宥「こっちはあったかいよ?」 煌「ハギヨシさんもココアをどうぞ」スッ ハギヨシ「んっふ、困ったものです」アセダラダラ ,r'´ ̄ ̄ ヽ /丶 _//∧ l'⌒ヽ-、_ / .|ヽヾ、7/ i| ヘ_/^ヽヘヘ / |,⊥ミ∨/l| ト、 └ユ ! .i ト、 ヘ ヌ二¨ ヽ ! l |L_ ゝヽ_/ ャ=ヽャ‐ \-、 i '7_,.≧=- }} ′ ` ヘ. \ヽ j ff'"⌒ヽ ノ 、_,.ィi レ、 l ヘ!. ノ 7弋 , , 爪从 . i l. イ ハ tt彳′ l j ∧ // ! ト、 _ ‐ュ /7 ∧ヘ. /,ハ ヽヽヘ f二´-‐'' " / / / ヘ ヘ { { ヘ 丶 ゝ _ /∨ / ヘ ヘ ヘ! ゝ \ ` ┬-‐' /! ィ′ ヘ ヘ 丶、_ \ 广弌irく l l 〉────'┼‐-、 !| \ Y/ /V ≦ヽl ∨ l ト !| ハ l| ィイ' 7ソトミ、 ヽヽ ヽ. l l 厶イ j ∧/ //ハヽ\∨lルl l f´ i ノ/ ∧∨// ヾ 、 ゝ'.ノ l 透華「」 121 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/07(木) 23 53 07.10 ID Iz5s8tB/o [11/11] ~~そんなこんなで~~ 透華「私だって、私だって……」グスグス / / / ├-、 / / / ノ レi 〉 // / / N ' / /;' / // / /!|.| /// // r='/ , ナメ ハ!.| i/.// 《/ i,.cイナソノノ ! ト、// メ、 ! `′{ リ ノ !))/ //メ、! | __ ノ/ / ノ(. ///ノ,ハ |_ / ノ /_/ //-‐=<\ ゙、 |/ / /// ∧ \\\ハ i! 〈 (/ / \ \! i |. | 丶、ヽ 、 / \\ト-V ノ ヽノ \ \ 〉/ / ノ ヽ ヾ、( ゙、 \ Vイ ゙、 \ Y! i ` ! ゙、 京太郎「冗談ですよ透華さん」ナデナデ 久「からかい甲斐があるわねぇ」ヨシヨシ 竜華「もうちょっとメンタル鍛えんとなぁ」ポンポン 宥「みかん食べる?」スッ 煌「ほら、涙を吹いてください」スッ 透華「みんな……暖かいですわ」ジィーン 竜華「ということで、かくかくしかじかなんやけど?」 透華「ええ! 勿論! 私が全身全霊をかけてイベントを成功させますわ!」 一同「おー!」パチパチ 透華「これも仲間の為ですわ!」ウルウル 京太郎「あの、非常に罪悪感が……」ズキズキ 煌「もっと別のやり方があったんじゃないかな?」 竜華「うちはまだ、以前のドッキリ(合宿)のこと許しとらんし」プイッ 久「私なんて連れて行ってもらえなかったし」ムスッ 淡「なんでもいいよー」フワァァ 透華「ああ、仲間……いい響きですわ!」ジィィン ハギヨシ「(透華お嬢様が変な男に騙されないか、非常に心配ですね)」サメザメ 京太郎「後でフォロー入れておきます」 ハギヨシ「助かります」ハァ 124 名前: ◆RwzBVKdQPM[] 投稿日:2013/11/08(金) 00 05 08.69 ID 6YCnRf2Qo [1/10] 竜華「この龍門渕グループのホテルなら安く借りれそうや」 煌「京太郎君のファンは学生が多いですから、なるべく安くしたいですね」 久「旅費や宿泊代もバカにならないしねぇ。クリスマスならなおさら」 竜華「いっそのこと泊まりがけのイベントにする?」 煌「しかしそれでは予算が……」 アーダコーダ ワイワイガヤガヤ 京太郎「なんだか白熱してるな……」 透華「そういえば、一つお聞きしたいことがありますの」 京太郎「え? 俺にですか?」 透華「ええ。貴方、天江衣をご存知ですわね?」 京太郎「天江衣……? ああ、あの県大会決勝で咲と戦った……」 透華「……その様子ですと、覚えてはいないようですわね」ハァ 京太郎「はい? いや、ちゃんと覚えてますよ。あのうさ耳ですよね?」 透華「いえ、そういう意味じゃありませんのよ」ウーン 京太郎「???」 透華は悩んでいた―― 京太郎と衣を合わせるべきかどうか。 もはや京太郎はそれなりのアイドルとして成長し、活躍もしている。 まだ荒らさこそあるものの、衣に合わせるには申し分ないスペックだ。 しかし、彼には大事なものが欠けている。 それは……衣との思い出 透華「(やはり彼にとっては大した思い出じゃないようですわね)」 たまたま泣いていた女の子に声をかけて励ました。 された方には心に残る思い出なのだが、 年がら年中そんなことばかりしている京太郎にとってはそうではない。 それゆえに、思い出すのは困難の極み 京太郎「透華さん?」 透華「……」 128 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/08(金) 00 14 01.53 ID 6YCnRf2Qo [2/10] 透華「もしも、の話ですわ……」 京太郎「はい?」 透華「もし、遠い昔に貴方が……一人の泣いている女の子を見かけて」 京太郎「女の子……」 透華「その女の子を励ましてあげて、やがてその女の子は泣き止む」 京太郎「……」 透華「ですが、貴方と分かれてすぐにまた、涙を流すような日々を送ることになってしまう」 京太郎「え?」 透華「それから十年近く、辛い毎日に耐えながら……ずっとずっと」 京太郎「……」 透華「貴方と再会することだけを希望に……生きてきたとしたら」 京太郎「……」 透華「貴方はその子に再会した時……なんて言葉をかけてあげますの?」 京太郎「……」 コンマ安価↓ 3 00~39 京太郎「(あれ、もしかしてこれ……口説かれてる?)」キュピーン 40~69 京太郎「いや、いきなりそう言われても……」 70~89 京太郎「……分かりません」 90~99 京太郎「……」 ゾロ目 京太郎 覚 醒 134 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/08(金) 00 20 26.78 ID 6YCnRf2Qo [3/10] 京太郎「いや、いきなりそう言われても……」 透華「……そう、ですわね」ウツムキ 京太郎「あっ」 透華「気にする必要はありませんわ」スタスタ 京太郎「透華さん?」 ハギヨシ「京太郎君、今は……」スッ 京太郎「ハギヨシさん……」 ハギヨシ「大丈夫、きっと……分かる日が来ますから」 京太郎「……はい」 この時、胸の中に残したわだかまりが…… まさかあんなことになるなんて 透華「(やはり衣に会わせるわけには……)」 今の俺には、まだ知る由もなかった 京太郎「……」ギュッ 【???】 //////\/ハ ///,/ \! ,....-―-.、 //// , イ////////\ //// , イ/////,/ ^ーァ/ヽ≠//,.く ///////,/ ,ィ///////////\ ////> '´ ///////////////,ハ /> '´ 〃////////////////! ,..'/ 从////////,γ⌒ヽ//,| /' `i///////,乂__.ノ//,ハ /////////////////ヽ ////////////////////\ ///////////////////////,\ , イ///////////////////////////ヽ ,.....イ/////////////////////////////////\ ,...イ´///////////////////////////////////////>.、 ,..イ///////////////////////////////////////////////,>.、 .//>ァ//////////////////////////////////////////////////>、 .///.///////////////////////////////////////////////////////.ヽ. ///.////////////////////////////////////////////////,ヾ.、/////ト、/\/// ///,イ///////////////////////////////////////////////ハ ヾ///ハ ヾ//ヽ// ///〃////////////////////////////////////////////////ハ ヾ///} Y//ハ/ //// {//////////////////////////////////////////////////} Y//! .|///! ?「……須賀、京太郎」ボソリ 続く 282 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/08(金) 22 37 00.28 ID QaBiZFySo [7/13] 【6話終了後 アクセル1】 トゥルルルルッ ガチャッ 久「はい、アクセル1です。ええ、はい、はい……」 トゥルルルルッ ガチャッ 煌「はい、アクセル1です。はい、いえ、それは……」 トゥルルルルッ ガチャッ 竜華「はい、アクセル1……ぐっ」 ガヤガヤガヤ 和「……」 京太郎「」ズーン はやり「あはは……気持ちは凄くわかるよ」 菫「なに、気にすることはない」ポム 京太郎「いえ……いいんです」シクシク 和「私も、それなりに批判などを受けていますから」 京太郎「新人に辛いよな、この世界」 はやり「特に下積みの無いとね……やっかみもあるし」 社長「また手紙が届いているよ」ザッ 京太郎「……読みます」 菫「いや、そこまでしなくても……」 京太郎「これもファンの声ですから」ガサガサ ヨムヨム 京太郎「Oh……」 和「うわっ……酷い」 はやり「罵詈雑言ってこういうことをいうんだねー」ゲンナリ 菫「おのれ……射抜いてくれる!」シュッシュッ 京太郎「やっぱり、俺もまだまだだなぁ」ブルブル 和「須賀君……」 京太郎「ドラマの主役に選ばれて、ちょっと浮かれててたのかも」ズーン 菫「須賀君?」 京太郎「やっぱり俺なんかが主役なんて……」ウジウジ 宥「それは違うよ!」バキューン 一同「?!」 京太郎「宥さん……?」 宥「京太郎君じゃなきゃ……ダメ、だよ」ギュッ 京太郎「……」 宥「だから、その……! えと……」オロオロ 283 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/08(金) 22 47 03.21 ID QaBiZFySo [8/13] 京太郎「……すいません」ペコリ 宥「え?」 京太郎「情けないっすよね! これくらいでへこたれてちゃ!」グッ 和「須賀君?」 京太郎「……まだ、折り返しなんです」 はやり「うん、そうだね!」 京太郎「これから……もっともっと頑張らないと」 誰にも負けないくらい頑張って、最高のトップアイドルになるんだ こんなところで、諦めてたまるか! 京太郎「ありがとうございます、宥さんのお陰ですよ」ギュッ _,, ----- _ , r ´ ` ヽ.、 / \ / \ / \ ./ / ヽ / / i ヽ / / / ハ | | i ヽ ./ j | ハ | | | | | ヽ j | | , r ナ'ナ.|` メ, | |i_,rハ- 、i | i ヽ .i ii | / / / .j / | /1 / ! /iヽ、 リ | ヽ | || | /_ノ--i / .| /| / .V ._i / .| / |i | | | | | /r' ノ' ヽ | / i/ r'´ y ヽ| イ |i | | | | |/.{ .} レ { .レ'/ / /| リ .〉 |´| |. ゝ ノ 、 .ノ./ /| / レ / | |. ! ! ゝー''´ ゝ _.ノ / / ノ' ' / | |ゝi | \ \ \ \ \ \ \ \ \/ ノ | イ 〈 | | | | ´ i j | .ゝ | | ヽ |、 / ̄ ̄ ̄ヽ ノ ノ | ヽ | | ヽ |.ゝ、 ゝ-------'__ -- ' / / ヽ、 〉 ! | i ` ヽ------- ' ´ __, --/ / ヽ / ! i / ヽ i、 __ - ' ,,ノ / i ヽ ./ ヽ Y 〉、 ヽ、__, ´ _ -´ // .ヽ iヽリ / ヽ | ./ \ゝヽ _, r ´ r⌒ヽ ノ レ / ヽ | | `]-___, r ' ノ / ヽノ 宥「う、うん……頑張ろうね」ジュゥゥ 和「……」ジェラジェラ 社長「……やはり、演技力はともかく音楽の先生が必要なようだね」 透華「どうやらそのようですわ」 社長「ふむ、しかしどうするか……」 透華「誰か知り合いはいませんの?」 社長「……! ティンと来た!」 透華「?」 社長「あの子がいいな、うん。そうしよう」ウンウン 透華「あの子?」 社長「……ふふふ、待っていてくれ京太郎君。最高のボイストレーナーを用意しよう」 透華「最高の??」 713 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/02(土) 00 40 26.70 ID kLWQah23o [3/9] あっ、やべ おいらも↓3だと思って明華で書いちゃった テヘペロ 没にするの勿体ないから、一応透華(72)します ※ この1レスのみです 明華「……」ニコッ 京太郎「(美人っ!!)」ピカーン 煌「確か、臨海の雀明華さん?」 明華「お久しぶりです」ペコリ 煌「ええ。ですが、それにしてもどうしてこんな場所に?」 明華「それは……」チラッ 京太郎「?」 明華「……あの日、私は勇気が無くて見て見ぬフリをしました」ウツムキ 京太郎「??」 煌「あの?」 明華「須賀京太郎さん」ジッ 京太郎「はい?」 明華「私に、貴方を調教させてください!」ズザザーッ 京太郎「……」 煌「……」 明華「いい声で、鳴いて欲しいんです!」 京太郎「」 煌「」 ※ 明華ちゃんは社長にボイトレで雇われてきた設定だったっす 竜華Pごめんよ、すぐに書き直すから 422 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/10(日) 21 59 27.83 ID +kF/cFuio [2/18] 【アクセル1】 テレビ「テレテレテレテレテレ♪」 竜華「おぉ、もうCM流れとる!」パチパチ 京太郎「うわぁ……こうして見ると緊張しますね」 煌「結果が出るまではあと二、三日待ってください」 宥「うーん、クール過ぎてちょっと苦手かも」 久「あら、私はいいと思うけど」フフ 社長「京太郎君、ちょっといいかな?」 京太郎「あ、はい!」 社長「年末の予定の事なんだが……本当にいいのかい?」 京太郎「……はい。決めたことですから」 竜華「ほんと、勿体無いで京太郎君」ポン 煌「ほんとそうですよ、年末の仕事を全部キャンセルだなんて」 京太郎「……俺、CMの仕事を受けて気づいたんです」ボソリ 竜華「え?」 京太郎「やっぱり今の俺じゃ、折角の仕事も活かせない。たまたま成功しても、いずれボロが出るって」 社長「……うむ」 京太郎「それに、他の仕事にかまけて……大切なドラマの仕事をおろそかにしちゃいましたし」 竜華「そう……」 京太郎「だからまずは、ソルサキを完璧に成功させます!」 もう二度と、ファンの期待を裏切るわけにはいかねぇから…… 社長「……その心意気、その覚悟。本物のようだね」 京太郎「はいっ!」 久「じゃあ、社長。あの話を進めてもいいですよね?」 社長「ああ。勿論」 京太郎「……あの話?」 竜華「おじさん、なんのこと?」 社長「……須賀京太郎育成計画」ボソリ 京竜「!?」 社長「その最終段階に入るのさ!」デデーン 426 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/10(日) 22 10 09.20 ID +kF/cFuio [3/18] 煌「なんですか、それ」ジトーッ 京太郎「??」 社長「今、京太郎君に付いているトレーナーは三人だ」 久「総合の瑞原プロ、容姿の松実さん、あとおまけの弘世さん」 菫「おい」 社長「おまけはともかく、残りの演技、歌のトレーナーが欲しいとは思わないかね?」 京太郎「確かに……」 竜華「確かにおまけはともかく、歌と演技はすぐにでも欲しいかも」 菫「ちょっと待て」 社長「そこで、新たにトレーナーを二人追加することにしたのだよ!」デデーン 一同「な、なんだってー!?」 照「やったね京ちゃん! 仲間が増えるよ!」 菫「おい、やめろ」 社長「つまりこれで、須賀京太郎のトレーナーが勢ぞろいということになる!」 京太郎「お、おぉ……」 竜華「正直麻雀トレーナーは見直しても……」 宥「うん、いいんじゃないかな?」 菫「ぐぬぬぬっ……おのれ、あの時の借りを!」 照「菫、うるさい」 菫「」ポンコツーン 久「とりあえず続きを聞きましょ」 社長「これにより四人の専属トレーナー、そしてそれらのまとめ役の瑞原プロの五人が君を鍛えることになる!」 京太郎「す、すげぇ……仲間がいっきに二人も増えるのか」ゴクリ 淡「妹は仲間に入る!?」ガバッ 京太郎「いや、妹は普通に家族だろ」jk 淡「か、家族っ!?」 京太郎「うん」 淡「……」フニャァ 京太郎「??」 434 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/10(日) 22 19 39.62 ID +kF/cFuio [4/18] 433 それもう孫を選べばよくね? 社長「そして、その二人はもう既に雇ってある」 京太郎「!?」 竜華「うちに相談もせんといつの間に……」 煌「何やら最近こそこそしていると思ったら」ハァ 社長「二人の初出勤日は、クリスマスパーティの翌日の予定だよ」 久「ふふっ、そしてもう一つ大事なことがあるのよ」ウィンク 京太郎「?」 社長「実は慰安旅行を計画しているのさ」 一同「!?」 社長「まぁ、私達は年末の仕事があるから行けないが……アイドルチームは予定が無いからね」 久「つまり、そこで新メンバーのお披露目と、京太郎君の強化合宿を兼ねた旅行ってわけ」 竜華「……すばらぁ」 煌「すばらっ!」 宥「どこかなぁ?」 菫「温泉がいいな、うん」 透華「出資は私ですのよ」ドヤァ 淡「家族同伴はオッケー?」 照「(未来の)妻はどう?」 久「ダメ」バッサリ 淡照「!?」 久「ダメ」 淡照「」ブクブクブク 441 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/10(日) 22 30 22.00 ID +kF/cFuio [5/18] 社長「それと、スタッフのみんなに新しい知らせがある」 久「あ、私も含めてね」 一同「?」 社長「トレーナーの二人が揃ってから詳しく話すが、君達にも新たな目標が追加されるよ」 竜華「新たな目標?」 久「……上を目指すのは京太郎君だけじゃないってこと」 煌「まさか……」 宥「??」 菫「なるほどな(分からないけど分かったフリをしておこう)」 京太郎「?」 社長「さて、そろそろ仕事の時間だ。では詳しい話はまた今度」 久「ふふふ」 透華「……生きてますの?」ツンツン 淡「……許さない」ブツブツブツ ~~ ~~ -―――- ~ ~ ..... . `丶 / \ } } . . { { / / . . │ |\ |\ | . } } / | / | | ト- |--∨\ | { { / /| |ノ| 八 | _..斗-=ミ\| | | / | /-匕-=ミ\|\| 〃⌒゙ヾⅥ | | }  ̄ ̄ | | イ /〃⌒ヾ {{ }} }|/| | | { { | 八ハ{ {{ }} ゞ==(⌒) | / | } |/| {. ハ (⌒)=='' /// |/} | | ヽ_| /// __,ノ | }. { | 八 _.. ‐~‐-、 イ | {. } | 个 .._ (_,,.. ‐~~' イヘ | レヘ _≧=一ァ 〔/⌒T iT7ス / ∨\ /r ̄ ̄ ̄7____/ / ∧/ } { ∧ | / / / ∧ { } / {\/⌒)_∠__/| / ∧ / ゙T{ 二(__ `ヽ _ヽ / ∨ハ. {_ / \/ _〉. { /\ _ | ノ _) 人._ |_/|/ } } \_____,|/ /i i\  ̄ ̄`ヽ j { ∨ / /|i ハ i \ | / / i i i ハ i i i i 丶 ... ______丿 〈 i i i i/ i i i i i| | } 、___/ i i i i/ Ⅵ i/ | { 照「ふえぇぇ咲ぃ」ボロボロッ 透華「わーお、ですわね」ドンビキ 竜華「……上を目指す」ギュッ 530 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/10(日) 23 19 20.35 ID +kF/cFuio [12/18] 【クリスマスパーティ 当日】 スタッフ「花田さん、準備できましたー」 煌「うーん、そこの証明機材をもっとこっちに向けて貰ってもいいですか?」 スタッフ「ういーっす」 ガヤガヤ 京太郎「お、おぉ……」 竜華「いよいよ、ファン感謝パーティやね」 久「抽選で選ばれた30人だったっけ?」 菫「うむ……」プルッ 京太郎「ん?」ピクッ 菫「? どうしたんだ京太郎君」ボヨーン 京太郎「い、いえ……いつの間にそんな」 菫「ど、どこを見ているんだ!?」カァァァ 京太郎「あっ、いやっ! すいません!」アワアワ 菫「全く……//」カァァ 竜華「偽物やな」 煌「偽物ですね」 久「偽物に決まってるじゃない」 宥「にせもの?」 菫「おい、これは自前だぞ!」イライラ 煌黒龍「え? ナイナイ」プークスクス 菫「確かめてみろ!」バッ ポロンッ 京太郎「」ハナジブーッ! 宥「あわわっ!?」 久「な、なにやってるのよ!?」エーッ? 菫「うぁっ!?」カァァァ 京太郎「黒のブラ……」グッ b 菫「わ、忘れてくれ……//」ブシュゥゥウ 竜華「ぐぬぬ」サッ 煌「卑怯な!」サッ 久「はいはい、そこは対抗して脱がないよーに」グイグイ 539 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/10(日) 23 25 57.64 ID +kF/cFuio [13/18] 535 割り切れよ……でないと、死ぬぞ 竜華「なんかピンク色空間できとる」 久「いいんじゃない? たまにはそっちの需要に答えても」 煌「さてと、そんなこんなで開場まであと十分ですね」 竜華「食器の配膳とかはまだなん? テーブルクロスも」 久「あ、それは今あの子が……」 ?「すいません、今運びますねー」トテトテ 京太郎「ん? この声は……」 ,. - ──‐- 、 /,,.-‐‐──- 、 ゙ 、. ∠/´ `.、 ヽ /./ / / ハ ヽ ' ,ィ゙ {. ム--.、l | | !ハ! i .i , ゙ / ヾヽ|人|ヽィリヽ! !ナ'リメ、_ノ.} | } ! / / ヽ| ィ==、 ___ ",ィノ リ |/ {. ヽ7 l  ゙̄ヽ / |__'、_ { |. ' /} i| {/ | {\. v ̄リ ./小 | | | ||" \ `ー , <二| ! ! | ||ィ=| ` _..!≧_i_/| } リ/ ̄ ̄ ̄¨二二 ̄ ̄`゙ー-、_r‐‐'"´/´′/ ,>リ ./リ /、 .二二/, ─-、\___)〉 /-‐/ , .ィ " ─ 、"、∨ミ==!ミ 、___..冫 )__..)/∧/ /, .// / '. | | `ー- 、.ミ.`──‐} ̄\_/ /, ' }.| | `゙ 、 `' 、ノ 〃 ,'. | | ` 、 ` 、../ ./// | | __ヾノ"´ /゙./__」 ! 〆 〃 /_____」 ─-‐'" `ー─ " ./i/ 美穂子「お久しぶりですね、須賀君」ニッコリ 京太郎「福路さん!」 541 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/10(日) 23 27 23.18 ID +kF/cFuio [14/18] コピペミスってた 菫「……」マッカッカ 宥「赤くなってあったかそう」ギュゥゥ 菫「くっ、は、離せぇっ!」 宥「あったかい……」ムニムニ 菫「ぬわーっ」 宥「えへへ」 竜華「なんかピンク色空間できとる」 久「いいんじゃない? たまにはそっちの需要に答えても」 煌「さてと、そんなこんなで開場まであと十分ですね」 竜華「食器の配膳とかはまだなん?」 久「あ、それは今……」 ?「すいません、今運びますねー」トテトテ 京太郎「ん? この声は……」 ,. - ──‐- 、 /,,.-‐‐──- 、 ゙ 、. ∠/´ `.、 ヽ /./ / / ハ ヽ ' ,ィ゙ {. ム--.、l | | !ハ! i .i , ゙ / ヾヽ|人|ヽィリヽ! !ナ'リメ、_ノ.} | } ! / / ヽ| ィ==、 ___ ",ィノ リ |/ {. ヽ7 l  ゙̄ヽ / |__'、_ { |. ' /} i| {/ | {\. v ̄リ ./小 | | | ||" \ `ー , <二| ! ! | ||ィ=| ` _..!≧_i_/| } リ/ ̄ ̄ ̄¨二二 ̄ ̄`゙ー-、_r‐‐'"´/´′/ ,>リ ./リ /、 .二二/, ─-、\___)〉 /-‐/ , .ィ " ─ 、"、∨ミ==!ミ 、___..冫 )__..)/∧/ /, .// / '. | | `ー- 、.ミ.`──‐} ̄\_/ /, ' }.| | `゙ 、 `' 、ノ 〃 ,'. | | ` 、 ` 、../ ./// | | __ヾノ"´ /゙./__」 ! 〆 〃 /_____」 ─-‐'" `ー─ " ./i/ 美穂子「お久しぶりですね、須賀君」ニッコリ 京太郎「福路さん!」 543 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/10(日) 23 34 21.15 ID +kF/cFuio [15/18] 京太郎「あれ、どうしてこんな場所に?」 美穂子「それは若の為……げふん、上埜さんの為……げふんげふん、色々あって」 久「私が頼んだのよ、バイト探してるみたいだったから」 竜華「へぇ、長野の人なん?」 美穂子「風越女子の福路美穂子です。初めまして」ペコリン 煌「感じのいい人ですね、すばらっ!」 京太郎「まさに聖人」 菫「ふんふむ」 久「挨拶はそれくらいにして、早く仕事に戻らないと」 美穂子「そうですね。では皆さん、また後で」 京太郎「お願いします」 美穂子「はい、頑張りますね」ニコッ - ´ ` / \ ' / ./ ゛ / / ./ ./__' ./ i i ゚. / / .' ´/ /| / ./ .l ! / .゚ .i ./ / .|/ /l ヽ' / i l ' l x≠ミ ´ // ./ ' '| i ゚. | x、 // .// | ,. 、 | , _ ゛/ ./ _ -, ‐ , ´ ヽト、 l `, .' ./ / / .' 'ヽ_|ヽ_─‐ ´ / /─ ' ‐-、./.| -- _ ' } / / / |´ | / / _ ´ / .|, i  ̄ i '´./ - ' '--、 ┌ '  ゚̄. ´ r' ¨ タタタッ 京太郎「天使……あとおもちが大きい」ジィーン 竜華「……むっ」グイッ フニュン 京太郎「ファッ!?」 竜華「ほら、主役も用意せんと!」グイグイ ムニュムニュ 宥「あ、メイクしなきゃ!」グシッ フニュフニュ ボヨヨーン ズルズル 京太郎「幸せ……」ビクビクッ 564 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/10(日) 23 55 44.10 ID +kF/cFuio [17/18] 【開演 パーティ開場】 ウワァ、ゴチソウガイッパイナンダヨ! オ、オチツケ! オネェサマァァァ!! ゲ!?ナンデアンタガインノヨ! ネーネーアナタハドウシテコンナパーティデモウルトラマンナノ? ッテワタシハワタシハキイテミル チッ、ウッセェナァ ギャハハハッダイイチイハレイギモシラナインデスカー? 優希「うわぁ、人がいっぱいだじょ」キョロキョロ 久「あら、優希じゃない」 優希「おー! お久しぶり!」トテテッ 久「咲や和はどうしたの? まこにも招待状を出した筈だけど?」 優希「咲ちゃんやのどちゃんは現地集合だから分からないじぇ。染谷先輩はキャンセルだって」 久「店が忙しいのかしら、クリスマスだし」ウーン 優希「そう言えば犬はどこ?」キョロキョロ 久「今は準備中よ。もう少し待っててね」 優希「うぅ……別に犬に会いに来たんじゃないじぇ」モジモジ 久「ふふっ、可愛いわねー」ナデナデ 照「……あ、バイキング式なんだ」 ケーキの山「」ズモモモモ 照「……」ジュルリ パクパクパク 憩「うーん、先生にチケットもろたんはええけど……」キョロキョロ ~~~一週間前~~~ BJ「以前担当した患者から貰ったんだが、私には無用でね」 少女「あー! ちぇんちぇー! それ須賀君のパーティ券なのら!」 BJ「お前にはまだ早い」 少女「あっちょんぷりけー!!」ピョイン ~~~~ 憩「うーん」 565 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/10(日) 23 57 08.23 ID +kF/cFuio [18/18] 小蒔「い、いよいよ会えるんですね」ドキドキ 春「うん」ポリポリポリ 小蒔「……これも、運命なのでしょうか?」 ※チケットが当たったのは巴さんです ~~一週間前~~ 小蒔「……外れました」ズーン 巴「あ、当たった!」 霞「ふふっ、よかったわね」ニコニコ 巴「え……?」 霞「よかったわね」ズイッ /| __ {. | / _⌒ヽ -─……─‐- `∧ / .\ . / `ヽ . . .ヽ ' ., . . ハ ′ / ∨ .l | i l / l! ト、 ト、 | . ., | | |' | |'´\ |‐- } |i. . ., | |\|'⌒ | l | \| ∨ 八 . . ., ' | l __ 乂 | ,イ示冬、〉 / ミ . . . ., |l | l_ ,竹冬、\| .乂 ン / } | 〉 . . . ... 八 | l〃乂ン/ ̄`ー─‐‐′| |〉/. . . . . ..`、 \{ |i ハー‐" ' u r| | '. . . . . . . . . .\ | | 人" __ ,イ_}∧. . . . . . . . . . 、 ..\ ' } ‘ ′ ... |八 ∧ |. . . . . . . .ト、. . .. >-< / 〉-}/|. . . . . . . .| \| / ∧ / / \. . . . . . .| 巴「……」アセダラダラ 霞「よかっ」ゴゴゴゴゴッ 巴「姫様にどうぞ」スッ 小蒔「え?」 巴「私は興味無いので」 小蒔「ほ、本当に?!」パァァァ 霞「Gut!」 巴「……」シクシク 初美「きっとそのうちいいことありますよー」ポンッ 春「……当たった」ニマニマニマ ~~~~ 572 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 00 07 23.02 ID LGCvCxbEo [1/6] 胡桃「……」ドキドキドキ ~~一週間前~~ 豊音「うわぁ、ダメだったよー!」ガックリ エイスリン「ガッテム!」 塞「あー、残念」 シロ「ダル……」グテーン 胡桃「うっ……ひぐっ……」メソメソ 豊音「げ、元気だして!」アセアセ エイスリン「ダイジョウブ、ネクストトライ!」 白望「次があればねー」ボソッ 胡桃「うわぁぁぁん!」ビエー 塞「シロ!」クォラ! 白望「あ、ごめん」シュン ガラガラッ トシ「なんだい騒がしいね」 一同「!?」 トシ「……ん? 泣いてるのかい?」 胡桃「あぅっ……」ゴシゴシ トシ「うーん、飴でもあればいいんだけど……そうだ!」ガサゴソ スッ 胡桃「これは……?」 トシ「以前結婚相談に乗ってあげてた子からもらってね。私はいらないから、あげるよ」 豊音「ああああっ!! そ、それは!?」ビクッ 塞「嘘……」 パーリィ券「」デデドン! 胡桃「……」バチバチバチバチバチッ!ッ!! シュインシュインシュイン! 一同「す、スーパーサ○ヤ人2!?」 胡桃「……」ニパァァァァ ~~~~ 577 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 00 16 47.56 ID LGCvCxbEo [2/6] アッ、イイトモアノオンナガイルワケヨ! チョウスガクントナカノイイヤツデスネ ブ チ コ ロ シ カクテイネ ダイジョウブ、ソンナノドッチヲワタシハオウエンシテル オッパイオオキイカライイジャン ウゥゥウマヅラァァァ!! ヒィィィイ!? 和「なんだか居心地が悪いですね」ズーン 智美「……やぁ、清澄の」 和「え? 蒲原さん?」 智美「久しぶりだなー」ワハハ 和「はい、本当に久しぶりですね」 智美「……」 和「……?」 智美「……負けないぞ」ボソリ 和「はい?」 智美「なんでもない、なんでもない」ワハハ 和「???」 ウワッ! ナンカデッカイビーカーガアル! シカモナカニヒトガハイッテンゾ! コドモノヨウニモロウジンノヨウニモオトコニモオンナニモミエルゾ! ナニヤッテンダリジチョウォォォ!? 咲「うぅ……京ちゃんはどこかなぁ?」キョロキョロ ??「きゅいきゅい」 咲「うん、ごめんね。無理に連れてきちゃって」 ??「きゅいー」フルフル 咲「えへへっ。ありがと」ギュゥゥ ??「きゅぅう」スリスリ 584 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 00 29 27.23 ID LGCvCxbEo [3/6] 【舞台裏】 宥「よし、できた!」 京太郎「おお、いい感じですよ」シャキィーン 竜華「もう時間や!」 煌「京太郎君、急いで急いで!」 京太郎「はいっ!」タタタッ 【ステージ】 ザワザワ ガヤガヤ 煌「それでは皆さんお待たせしました!」 ヒューパチパチパチ アクシロヨ ンァッー! イキスギィ! アァ~イイッスネ~ 煌「いずれトップアイドルになる男、須賀京太郎君の登場です!」バッ _ , 、 /ィ--∨ .- 、 __/ , , } l \ ` ー-, | /{ { l | | . /_/ | / 从 ,-}/、 |l | / 从 -rォⅥ /rォ- }イ { _` ̄´ { {rI ゞ ,}' ゞ } }∧ Y {{ |Y } 从∧ _ 八{ 「l | || | | | Ⅵ 、 ` ー` イ / ' { ー '' ' | /^〉 「//}` ー ´r'-、 | ' ノ_,」// | |/()| . /´ //////∧_ r '///>- 、 ∧ _人 イ///////∧-}//////////> 、 {//\___「///////// ∨////////////∧ |////()/}//////////{/////====/// //| ////// //////////(_)//////////|////| ,'//////イ/////////////////////l|////| ////////j//////////////////////|////| {////////{//////////////////////|////| ∨//////イ////////////////////// ///∧ マ//// |//////////(_)///////// {//////}  ̄ |/////////////////////,イ///// | |/////////////////////} 〉/////| |////////////////////{ {//////| //////////////////////∨///// } //==///////////////==/\///イ 京太郎「どうも! 須賀京太郎です!」 \キャーッ!!/ \イキマスヨーイクイク! ヌッ!/ \んあー/ \ファッ?! くぅーん……/ 590 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 00 40 44.83 ID LGCvCxbEo [4/6] 588 基本的にAAの服装は気にしないのがマナー(大嘘) 煌「それでは須賀君より一言どうぞ」 京太郎「あーえっと、折角のクリスマスを俺なんかと過ごしてくれて、本当にありがとうございます!」 \シアワセダヨー!/ \アタリマエダヨナァ?/ \ソウダヨ/ 京太郎「あははっ、すっげぇ嬉しいっす!」 \コッチミテー/ 京太郎「はいっ!」ニコッ \カミネクゥーン/ 京太郎「お前とやる音楽なら悪かねぇ!」キリッ \キャーッ!!/ 京太郎「ありがとうございます!」ペコリン 煌「(いい感じですね)」 京太郎「えーっと、とにかく今日はガンガン楽しみましょう! 俺も楽しみます!」 \ウン!/ \スガクントイッショニタノシミターイ/ \ダイテー!/ 京太郎「あぁ、クリスマスにこんなにモテるなんて……」ウルウル \ナカナイデー/ \カワイイー!/ 京太郎「へへっ、それじゃあ挨拶はこれくらいにしておきます! 早くごはん食べたいですしね!」 煌「はい、ありがとうございましたー!」 ガヤガヤガヤガヤ 煌「この後須賀君はテーブルを回りますので、皆さんはそれぞれのテーブルでお待ちくださいね」 タノシミー! アクシロヨ 煌「食事を取りに行く時以外はあまりフロア内を歩き回らないでくださいね」 626 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/11(月) 21 30 29.85 ID mlj3/utfo [2/16] 624 気にしたら負け 【パーティ会場】 ワイワイガヤガヤ 京太郎「さて、まずはテーブルを回らないと」 竜華「一人で大丈夫?」 京太郎「折角ですし、一人で向き合ってみます」 竜華「京太郎君……」 京太郎「大丈夫ですよ」ニッ 煌「それじゃあ私達は席で見守ってますね」 透華「さて、なにから頂きましょうか」 久「お腹が空いたわ、もうぺこぺこよ」テクテク 宥「あったかそうな料理……」キョロキョロ 菫「コレクッテモイイカナ?」 はやり「わーい、ご馳走だねっ☆」 ガヤガヤガヤ 京太郎「……さて、順番に席を回るかな」テクテク \キャーッ!/ \コッチミテー/ 京太郎「後で行きますからー!」 よし、まずは知り合いから話してみるか 【Aテーブル】 京太郎「よっ、お前ら」ニッコリ 咲「京ちゃんっ!」パァァァ 和「ふふっ、楽しませてもらってますよ」 優希「来るのが遅いんだじょ!」パクパク 京太郎「そういうなよ、おまえの好きなタコス用意したの俺なんだぜ?」 優希「!?」 京太郎「うまいか?」 優希「う、うん……ありがと」モジモジ \タコスガスガクンノテヅクリ!?/ \ウバエー!/ \リャクダツダー!/ \ジョウシキハツウヨウシネェ!/ 京太郎「あ、あはは」 優希「先に取っておいてよかったじょ」モグモグ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/679.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1346676042/ 京太郎「我らが清澄麻雀女子部は全国で優勝した」 京太郎「だが俺はと言えば唯一の男子部員なのに県予選初戦敗退」 京太郎「雑用を全て担ってるとはいえ風元々あった嫉妬と合わさり風当たりが強くなった」 京太郎「清澄に俺の居場所はない」 京太郎「ハギヨシさんから教わった執事流護身術と料理スキルを活かして何処かでひっそり暮らそう……」 京太郎「みんな楽しかったぜ、じゃあな」 京太郎「そうだ、岩手に行こう」 京太郎「親戚もいた気がするしちょうどいいかな」 岩手県、宮守高校付近 新装開店:タコス屋ルルーシュ 京太郎「ハギヨシさんの伝手で空き店舗を譲り受けられるとは幸い、本当に頭が上がらないよ……」グスン 京太郎「タコスは優希のせいで作り慣れたからな……あいつ今頃どうしてるかな心配だ」 カランカラーン 京太郎「いらっしゃいませー!」 姉帯「こんなところにタコス屋なんてあったんだー、やってるよね?」 京太郎「いらっしゃいませ、今日開店したばかりなんですよ。一番最初のお客さんなんでサービスしますよ」 姉帯「わーい!ありがとうね。今度友達も連れてくるよー」 京太郎「ありがとうございます!それでは席へどうぞ」 注文取ってしばらくして 京太郎「こちらが当店の目玉商品のタコスでございます。味には自信があるのでどうぞ!」 姉帯「美味しそうだね、いただきまーす」 姉帯「そういえば、このお店1人だけなの?他の店員さんが見えないけどー」 京太郎「……その通りです。色々あって長野から1人で来まして」 姉帯「大変だね、若く見えるけど……もしかして同い年?」 京太郎「いやぁ、まだ16ですよ」ハハハ 姉帯「え!?わたしより年下なんだ…背も高いし大人びてるから年上だと思ったよー」 京太郎「背が高いって……貴女のほうがよっぽど高いですよ!!」 姉帯「気にしてるんだよ!本当はもう少し女の子らしい背丈がよかったのに……」グスン 京太郎「いやいや!!充分可愛いですから!!」 姉帯「……本当?」 京太郎「本当ですから!信じてください」 姉帯「ふふ……ありがとうね。こんなこと言われたの初めてだよー」 京太郎「それは何よりです」ハギヨシ流イケメンスマイル 姉帯「///……そ、それじゃあご馳走様!!お代は……」 京太郎「サービスするって言ったじゃないですか。お代は結構ですよ」 姉帯「申し訳ないよ…」 京太郎「岩手に来て始めてのお客さんが可愛い女の子だったんですから!むしろ俺のほうがお金払いたいぐらいですよ」 姉帯「……………///う、嬉しいな。じゃあ名前教えてくれる?わたしは姉帯豊音」 京太郎「俺は須賀京太郎です!またのお越しを!!」 姉帯「じ、しゃあね!京太郎君!」 カランカラーン 京太郎「背がすごく高いけど可愛い人だったなぁ……また来るって言ってたよな」ニヤニヤ 京太郎「俺にもやっと春が来たのか……」 次の日 カランカラーン 京太郎「いらっしゃいませー!」 京太郎「姉帯さん来てくれたんですね!嬉しいです」 姉帯「勿論だよー、今日は部活の顧問だったトシさんを連れて来たんだ」 トシ「あら若い店長さんねぇ、豊音が学校でもたくさん話してたからどんな人かと思ったけど良い人そうね」 姉帯「ト、トシさん!」 京太郎「あ、姉帯さん…そんなに俺のタコスの味が気に入ってくれたんですね!感激です!!」 姉帯「………そ、そうだねー」グスン 京太郎「姉帯さん!?ど、どうしたんですか!」 トシさん「おやおや、こんなに早く男友達が出来るなんてねぇ。将来は安泰かね」 姉帯「しょ、将来って……///」 京太郎「そ、そんなこと……///」 京太郎「ゴホン……気を取り直して席へどうぞ!こちらがメニューになります!」 姉帯「わたしは昨日食べたのが良いなー」 トシさん「タコスなんて食べるの何十年ぶりかしらねぇ。わたしも豊音と同じで良いよ」 京太郎「かしこまりました!しばらくお待ちを!」 タコスンマイー! 姉帯「やっぱり美味しいよー!」 トシ「こんなに美味しいタコスは初めて食べたねぇ。豊音が気に入るのも分かるよ」 京太郎「俺も美味しそうに食べてもらえるのはとても嬉しいです!」 姉帯「ご馳走様!!今日こそはお金払うよ!」 京太郎「さすがに毎日サービスすると生活出来ませんからね」ハハハ 京太郎「って……諭吉さんがなんか多くないですか?」 トシ「これはほんの気持ちだよ。岩手に1人で来て大変なんだろう?豊音の友達になってくれたお礼もあるしね」 京太郎「ありがとうございます!!俺っ……俺っ……実は不安で…」グスン 姉帯「わ、わたしも!少ししかないけd……」 トシ「こらこら、豊音はまだ高校生なんだから大人にこういうのは任せておきなさい。その代わり……」コソコソ 姉帯「ふえっ!……わ、分かりました///」ギュッ 京太郎「えっ……あ、姉帯さん………」 姉帯「こ、これは昨日の分のお礼なんだからねー///」 数分後 京太郎「すいませんでした。情けないところをお見せして……」 トシ「いいんだよ、16歳なんてまだまだ甘えていればいいんのさ。それにこういう時はありがとう、だろう?」 姉帯「そうだよ!わたしの方が年上なんだからね!」 京太郎「……ありがとうございます!!!」 姉帯「そ、それと……///わたしのこと豊音って呼んでもいいよ。毎日通うからっ!」 トシ「あらあら」 京太郎「姉帯さ……豊音さん!俺、頑張ってこの店を大きくするんでよろしくお願いします!」 姉帯「頑張ってね!」 ゴチソウサマデシター カランカラーン _____ ____ ___ 京太郎「ここも繁盛してきたな。週刊誌のコラムの取材が来るなんて思っても見なかったよ」 現在は開店して数ヶ月、姉帯さん以外の宮守女子麻雀部のメンバーとも顔合わせした カランカラーン 京太郎「いらっしゃいませー!」 豊音「京太郎君!今日も来たよー」 シロ「ダルい……早く席に行こう」 塞「まったく、シロは相変わらずなんだから。こんにちは京太郎君」 エイスリン「コンニチハ!」 胡桃「ここのタコスは何度食べても飽きないね」 京太郎「皆さんいらっしゃいませー!こちらの席へどうぞ!」 タコスクリムゾン 宮守メンバー「ご馳走様!」 京太郎「そういえばこの前週刊誌の取材が来たんですよ!今女子高生に話題のタコス屋って!」 豊音「凄いねー、わたし1人で通ってた頃とは大違いだね」 京太郎「もしかしたら皆さんのお陰かもしれませんね。皆さん美人ぞろいですから」 豊音「そ、そんなこと……///」 京太郎「そんなことありますよ。取材の時に皆さんがいてくれれば売り上げUP間違いなしです!」 シロ「私も取材受けることになる?ダル……」 塞「開店して数ヶ月で雑誌って京太郎君って才能あるんだね」 エイスリン「ギャラ?」札束の絵 胡桃「わたしより年下なのに稼いで羨ましい」 京太郎「師匠がとてもすごい人でしたから……元気にしてるかな」 京太郎「取材の時はお願いしますね!ありがとうございました!!」 豊音「は、恥ずかしいけど協力するよ!」 シロ「ダルいけど……いいよ。豊音の想い人さん」ボソッ 京太郎「シロさん今なんて?」 シロ「気にしないで。繰り返すのダルい……」 塞「私も良いかな。依頼があれば協力するよ」 エイスリン「ワタシモ!」金塊の絵 胡桃「でも今の小さいお店の方が通いやすいよね…」 京太郎「大きなお店になっても皆さんは特等席に招待しますから安心してください!開店当時からのお得意様ですからね」 京太郎「特に豊音さんはサービスしますよ!休業日にも食べに来てくれる人は豊音さんぐらいです」 豊音「あわわわ……///それは言わないでよー」 シロ「通い妻」ボソ 塞「私たちお邪魔だったかな?」ケラケラ エイスリン「ケッコン?」ウエディングドレスの絵 胡桃「高身長の夫婦とか反則!」 京太郎・豊音「……///」 取材当日 京太郎「取材よろしくお願いします!」 記者「ここが最近有名なタコス屋かー。随分若い店主だなー」ワハハ 記者2「今日はよく通っている高校生がいると聞いておるぞ!!何処におるのだ?」 豊音「コ、コンニチハー。キョウハオヒガラモヨク」 京太郎「豊音さん!落ち着いて落ち着いて。テレビじゃないんですから、ね」ナデナデ 豊音「ふえっ?そ、そうだよね、雑誌だもんね」カオマッカ 物陰にて シロ「何で私達がこんなことしなきゃいけないの……ダル」 塞「こんなチャンス一度きりしかないのよ!それに豊音の晴れ舞台見なくて何が友達よ!」 胡桃「そこっ、うるさい!バレるでしょ」 エイスリン「ギャラヤマワケ?」札束の絵 京太郎(あそこにいるのって……シロさん達だよな……) 胡桃「絶対ばれたよ!」 記者「これ全国で売られる雑誌だからね。君も有名になって商売繁盛だな」ワハハ 記者2「お主の故郷にも勿論発行されるぞ!」 京太郎「売り上げが上がるのは嬉しいですがそこまで大きな記事にしなくても良いですよ」 豊音「だ、ダメだよー!どーんと宣伝してもらわなきゃ!」 京太郎「いえいえ、俺は豊音やその周りの人達が来てくれれば充分ですよ」 豊音「京太郎君……///」 記者「はいはい惚気はそこまでなー」ワハハ 記者2「それでは取材に入る!!」 キングクリムゾン 全国で発売された週刊誌は勿論長野にも出回った 記事は京太郎の頼みにより小さく取り上げられた 竜門渕休憩室 ハギヨシ「どうやら成功したようですね京太郎君。色々と教えたかいがあったというものです」 ハギヨシ「しかし清澄は荒れてますよ……」 清澄 咲「京ちゃん……どこに行っちゃったの………京ちゃんを追い詰めた奴らはもういないから帰って来てよ………」 優希「京太郎……もう我儘言わないから帰ってきてくれ……」 そんな折、雑誌の京太郎の記事が咲たちの目にも止まった まこ「ん?この記事は……京太郎?」 咲「!?見せてください!!!!」ゴッ 優希「!?見せるんだじぇ!!!!」ゴッ まこ「ひえぇ……こ、ここの記事じゃ。岩手のタコス屋!」 写っていたのは田舎の一軒家を改装したこぢんまりしたタコス屋の前にツーショットで寄り添うように並んでいる京太郎と豊音 見出しには若い夫婦(仮)で経営する話題の美味しいタコス屋!!! とだいぶ誇張して書かれている 咲「………京ちゃん、やっと見つけたよ……私に黙って駆け落ちなんて……」ギリッ 優希「よりにもよってタコス屋なんて……私に対する、いや……全てのタコスに対する侮辱だじぇ!!!」 咲・優希「岩手に攻め込む!」 数週間後 京太郎「雑誌掲載後にありがちな大量のお客さんの波もようやく打ち止めになったな……」 豊音「大変だったねー、注文取るのがあんなに大変だなんて思わなかったよー!」 京太郎「乗り切れたのは宮守の皆さんがアルバイトに来てくれたからですよ。ありがとうございます!!」 豊音「あわわ……そんなに畏まらなくても良いよー!それに……私達の仲じゃない///」 京太郎「そ、そうですね……///雑誌で夫婦って紹介されててびっくりしました」 豊音「あれにはびっくりしたよー///」 イチャイチャイチャイチャ 店外 咲「なにあれしにたいわたしのきょうちゃんがわたしいがいとしあわせそうなんでわたしじゃしあわせになれなかったの」ブツブツ 優希「タコスータコスー」ブツブツ 咲「ハッ!!あまりに絶望的な差を見せつけられておかしくなるところだった」 優希「雑誌でも見たけど清澄の頃よりタコスがパワーアップしてるじぇ……」 咲「取り合えずは客として乗り込んで幼馴染の差を見せつけるよ!」 優希「久しぶりに京太郎のタコスが食べたいじぇ」 カランカラーン 京太郎「いらっしゃいm………お、お前ら……なんでここに……」 豊音「京太郎君の知り合い?いらっしゃいませー」 京太郎「…………ハッ、接客接客と。こちらの席へどうぞー!」 咲「ありがとう"京ちゃん~!ずっと食べるの楽しみにしてたんだ!"幼馴染"が有名人になってからね」 優希「数ヶ月ぶりの京太郎のタコスだじぇ!!毎日作ってもらうっていうのがあんなに大切なことだとは思いもしなかったじぇ」 豊音「え……?幼馴染……貴女と京太郎君は凄く親しそうだけど…どういう関係なの」 咲「元いた学校では"嫁さん"なん「注文はどうしますか!!!!」京ちゃん……」 京太郎「注文は?」 優希「いつもやつ」 京太郎「かしこまりました。豊音さんちょっとこっちに……」 厨房にて 豊音「京太郎君……わたし……今まで邪魔だったのかなー……あの幼馴染の娘凄く京太郎君のこと好いてるよ」グスン 京太郎「……長野を出た時に師匠以外の人との関係は全て切り捨てました。あそこに俺の居場所はないと思ったから」 豊音「そ、それじゃああの娘は……」 京太郎「確かに咲は大事な幼馴染です。優希も気のおけない友人です。でもそれは岩手に来る前の俺です。今は……」ギュッ 豊音「え?…え?……///」 京太郎「貴女が一番大事なんです!!」ギュー 豊音「ちょ……ちょーうれしいよー」カオマッカ 厨房の入り口 咲「………………………負けた」 優希「仕方ないじぇ……京太郎が苦しんでるのを優勝したことに浮かれて気付かなかったんだから」 咲「最後に京ちゃんのタコス食べて帰ろうか」 優希「そうだじぇ」 京太郎「さて!長野から来た友人達にとっておきのを振る舞いましょうか!」 豊音「そうだね!頑張って作るよー!」 ホールにて 京太郎「出来たぞー咲!優希!とっておきだ!」 咲「美味しい……美味しいよ京ちゃん」グスン 優希「やっぱり京太郎、いや犬はこうでなくっちゃな!」 京太郎「咲!?泣くほど美味いのか!!作ったかいがあるな!!!」 豊音(厨房での話聞こえてたよね……ごめんね) 豊音「そ、それは少し違うと思うなー…」 咲「美味しくて泣いてるんです!!!」グスン 優希「美味いぞ!!」 京太郎「???」 カン
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はやり「健夜ちゃんを酔わせて京太郎くんについて聞いてみた」 【好感度15/50】 健夜「えー、京太郎くん?」 健夜「そうだね、付き人としては申し分ないと思うよー」 健夜「流石に一回り歳離れてるし恋愛感情とかはない、かなぁ」 健夜「はー、後5歳若かったらなぁ……くすん」 【好感度30/50】 健夜「京太郎くん、ねー」 健夜「まぁ頼りになるし、顔も格好いいほうだとは思うし……」 健夜「で、でもちょっと気になるだけで別にその……異性として意識とかは……」 健夜「し、してないこともなくもないっていうか……」ゴニョゴニョ 【40/50】 健夜「歳の差カップルとか別に普通だよねっ?」 健夜「それに京太郎くんが主夫になって私を支えてくれるとかいいと思うんだ!」 健夜「毎朝早起きして朝ごはんを作ってくれる京太郎くんとか……ウヘヘ」 【45/50(恋愛)】 健夜「京太郎くん?大好きだよ?」 健夜「式とかいつにしようかな、とかドレスのこととか今から楽しみでしょうが無いかなぁ///」 健夜「今更2年とか普通に待てるし、それまでもずっと一緒だし……」 健夜「京太郎くんが私を選んでくれてよかった///」 【45/50(従順)】 健夜「ごsy……京太郎くんのこと?」 健夜「え?『今変なこと口走ったよね☆』?ななな、なーんのことかな」 健夜「……黙秘権を行使します」 健夜(今日は何されちゃうのかなぁ……♪) 【45/50(病み)】 健夜「京太郎くんのこと?どうしてそんなこと聞くの?」 健夜「駄目だよ。京太郎くんは私のモノなんだから取ろうとしたら」 健夜「折っちゃうよ?」クス 健夜「え、私と京太郎くんがどれだけ深い中なのか聞きたかった?」 健夜「ふふ、そうだね。京太郎くんと私は。二度と離れない鎖で繋がってるんだよ」 健夜「もう絶対離したりしないんだから……うふふ」 はやり「健夜ちゃん、いろんな可能性を秘めてるんだね☆(震え声)」
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バレンタイン前日……清澄高校麻雀部部室 京太郎「今日一日分の感謝を込めて綺麗にしてやらないと……」(フキフキ 久「お邪魔ー……って、須賀君なにやってんの?」 京太郎「あ、元部長。なにって、卓の掃除と軽いメンテに決まってるじゃないですか」 久「いや、それは見ればわかるんだけど……。すごく恍惚とした顔で自動卓バラしてる人がいたら、誰だってなにしてるのか聞くでしょ?つか、自動卓バラして大丈夫なの!?」 京太郎「安心してください、俺の自動卓メンテテクはハギヨシさん仕込みです!」 久「龍門渕さんとこの執事さんってなんでもできるのねー……」 京太郎「羨ましい限りです」(カチャカチャ 久「いや、須賀君も十分ハイスペックだと思うけど」 京太郎「ハギヨシさんに比べたらまだまだ。俺には、配牌の時点で和了できるような仕込みはできないですし」 久「いや、すんな!っていうか、あの執事さん本気で何者なの!?」 京太郎「何者なんでしょーねー……よーし、おしまい」 久「お、お疲れー」 京太郎「そういえばなんか用事でもあったんですか、元部長。染谷先輩とか咲なら、もう帰っちゃってますけど」 久「ええ?あー、まあ、うん、知ってる知ってる。でも大丈夫、今日用事あるのは須賀君だから」 京太郎「へ?俺すか」 久「そそ。いちおー確認しとくけど、今日なんの日か知ってるよね?」 京太郎「……バレンタインですよね?」 久「即答されるとなんか反応に困るんだけど、正解ー」 京太郎「あ、よかった当たった。元部長のことだから、もっと別の答えを求められているのかと思いました」 久「アハハ、いくら私でもこーいう日にそんなボケは求めないわよ」 京太郎「なるほどー」 久「……と、とりあえず須賀君、手出して」 京太郎「こうすか?」 久「――――ん」(ポス 京太郎「なんすかコレ。やけにファンシーな包みですけど、中になに入ってるんですか?」 久「いや、チョコに決まってるじゃない。この流れで黒糖とか渡すよーなタイプに見える?」 京太郎「…………実は少し」 久「よーし、須賀君ちょっとそこのロッカーの中で頭冷やそうか!」(ガッ 京太郎「ワ、ワハハ、冗談ですってば、冗談……!」 久「まったく、傷つくわー。私にしては珍しく素直に、チョコをプレゼントしてあげたっていうのに」(ムスッ 京太郎「おー、それはレアですね」 久「オイ。他の感想はないの、他の感想は」(ジトー 京太郎「…………元部長的にどーいう言葉が聞けると満足ですか?」(ニコリ 久「ふぇっ!?ど、どーいうって……それは、ホラ、アレよ……普通に嬉しいですとか、えっと――――よ」(ゴニョゴニョ 京太郎「すみません、ちょっと聞こえないです」(ニコニコ 久「だ、だから――――っ、い、いいわ、そっちがその気ならハッキリ言ってあげるわよ!」 京太郎「お願いしまっす!」 久「いい、須賀君?私は――――――――!」 ロッカー『出番はまだか……』 久編……カンッ!
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【須賀京太郎の一日 平日編】 七時 起床 京太郎「ふぁぁぁっ……」 七時十分 朝食&メールチェック 京太郎「今朝は百二十件か、まぁまぁだな」モグモグ 七時三十分 通学 京太郎「行ってきまーす」ガチャッ 七時四十分 戦闘 華菜「逃がさないんだし! お前は私のものだし!!」 京太郎「そうは行きませんよ!!」ダダダダ 一「じゃあボクの!!」 京太郎「捕まりませんってば!!」 ジャアワタシノ イヤアタシ アタシダッテバ ゾロゾロゾロゾロゾロ 京太郎「うぉぉぉぉぉっ!!」ダダダ 八時二十分 一限目の用意 京太郎「ぜーはーぜーはー」グテーン 咲「京ちゃん大丈夫?」 京太郎「あ、あぁ」 十二時二十分 昼食 咲「京ちゃん! はい、お弁当!」 京太郎「ありがとう」 優希「京太郎! お弁当だじぇ!」 京太郎「あんがと」 和「あの、もしよろしければ」 京太郎「ありがとうなっ!!」 まこ「味噌汁もあるけぇ」 京太郎「あったか~い」 久「須賀君、パン買ってきてくれる?」 京太郎「は、はいー!」 久「その代わり、ふふっ。後でイイことしてあげる」ボソッ 京太郎「っ」ゾクゾクッ ババババッ ヘリダー! スゲー! 透華「おーっほっほっほ!! 京太郎! 一緒に昼食を食べにきましたわよー!!」 京太郎「」 十三時 午後授業開始 京太郎「」グテーン 嫁田「先生ー須賀のお腹が爆発寸前でーす」 先生「そうかー。嫁田ー廊下に立ってろー」 嫁田「!?」 十六時四十分 部活 京太郎「ロン! リーチ一発純チャン三色ドラドラァ!!」 和「うぇっ!?」 京太郎「甘いぞ和、逃げきれなかったな」 和「そ、そんな……」 優希「あちゃー、この局は京太郎がトップだじぇ」 咲「ダメだよ和ちゃん、京ちゃんに公九牌出したら」 和「そんなオカルトありえません! たまたまです!」 京太郎「へへ。修行の成果だぜ!」 和「す、須賀君のタマタマ……//」モジモジ 優希「何自分で言って赤くなってるんだじょ」 十九時 帰宅&戦闘 京太郎「あー疲れたなー」 咲「うん。でも、京ちゃんが強くなって嬉しいなぁ」 京太郎「そうか? それなら頑張った甲斐があるな」ヘヘ ダダダダ 京太郎「ん?」 竜華「須賀京太郎ぉぉぉぉぉ!! 今日こそ尋常に勝負やぁぁぁ!」ダダダ 京太郎「!?」 哩「姫子の仇は討ったるけん!!!」ババッ 京太郎「ちょ、ま!? ええ!?」 ネリー「わりとお金持ち……好きっ」ダキッ 京太郎「誰っ!?」 竜華「うちが勝ったら、怜のう○こ係を譲るんや!! もしくはうちと結婚!」クワッ 哩「私と哩と3【ピー】をやっけど! 文句なかか!?」ドキドキ 咲「この人たちおかしいよ京ちゃん……」ブルブル 京太郎「に、逃げろぉぉぉ!!」ダダダ バッ 京太郎「!?」 蘇我千鶴「私と、結婚して」テレテレ 京太郎「割とマジで誰ですか!?」 千鶴「……」ガクッ 京太郎「あ、いや。なんかごめんなさい」 千鶴「おのれふたば……」ブツブツ 二十時十五分 帰宅 京太郎「今日倒したのは二十二人か……まぁまぁだな」 カピ「きゅー」 京太郎「ただいま」ヨシヨシ 二十時三十分 夕食 & メールチェック 京太郎「ひろさん可愛いっと」 須賀母「こら、行儀悪いわよ」 京太郎「ごめーん」 二十時四十分 風呂 京太郎「あばんば、ばんば~ん」ゴシゴシ ジィー 京太郎「シャンプー切れかけてんなー」シャコシャコ ジィー 京太郎「ん? あれ? 風呂の窓開けてたっけ?」チラッ ハァハァハァハァハァ 京太郎「気のせいか」 二十一時 自主連 京太郎「ここをこうすると、いや……でもこれじゃあな」ウーン スチャッ チャッ チャチャッ 京太郎「んー……」 二十二時 休憩 京太郎「電話でもすっか」トゥルルル ピッ 憧『も、ももももしもし!? ど、どうしたのこんな時間に?』 京太郎「ああ、憧? いや、大した用事じゃないんだけど」 憧『そ、そうなんだ……』 京太郎「ただ声が聞きたくなって」アハハ 憧『ふきゅ』 二十三時三十分 就寝 京太郎「ふあぁぁ、そろそろ寝るかな」 カピ「きゅー」 京太郎「おやすみ」カチッ モゾモゾ 京太郎「すぴー」 ガチャッ スタスタ 「……」ドキドキ モゾモゾ 京太郎「んぅ?」 「……」スリスリ 京太郎「……んぅ」 「えへへっ……」ギュッ 三時二十五分 就寝中 サイショニキタノハワタシッスヨ! ソンナンシランガナ! コンナンコウリョシトランヨ! ノーウェイノーウェイ! アーダコーダ! トニカクコダネガホシイショゾンー キョウヂャンダァァァァ! ガヤガヤ ワイワイ トリアエズパンツハイタダキダシ!! ゲッロー パンツハボクノ! パンツラーメンデスネー イミガワカラナインデスケド!! トニカクパンツヲイタダケー! ギャーギャー! ワーワー! 京太郎「んー……うぅん……」 和父「……いい寝顔だ」フッ 七時 起床 京太郎「ふぁぁぁっ……」 こうして、須賀京太郎の一日は回ります 一日とて、平凡な日はありません 全ての日が、彼にとって特別であり 彼を慕う少女たちにとっても、特別なものであります ただ、一つ彼が望むことがあるとすれば 京太郎「……またパンツが無くなってる。これで三千四百五十二枚目だぞ」 パンツの代わりにお金を置くのはやめてください ということに他なりません 【須賀京太郎の一日 平日編】 パンッツ!